wan life

去年保護したコーギーのナナちゃん

お試し飼育からとうとう里親様決定になりました

本当はもっと前から里親決定に・・・とお話しがあったのですが

私の決心が付かず・・・

・・・と言うのも

元の飼い主さんはお散歩も連れて行かず

真夏の日向の暑～い所に平気で犬を繋いでおける様な人だったんです

さらに、この仔は４本の足が思いっきり曲がっていて

普通に歩くことも出来ず大変な生活を送っていました

それなのに、元飼い主は中々ナナちゃんを手放そうとせず

粘りに粘ってやっとナナちゃんを我が家に連れて来る事が出来ました

我が家では室内犬として猫達と仲良く暮らしていましたが

リハビリをしてもう少しちゃんと歩ける様にならないか

・・・とWan lifeのスタッフのトレーナーさんや

その友達のトレーナーさん達が色々考えてくれて

「関東にトレッドミルを持ってる獣医さんが居るから

そこでとりあえず３ヶ月間リハビリをしよう」

って事になり、

ナナちゃんはリハビリをする間一時預かりをしてくれる

東京のトレーナーさんの元へ旅立ちました

リハビリに入る前に精密検査をした所

「進行性リウマチ」

と言う診断結果が出ました。

・１０才まで生きられない

・歩けなくなる（イモムシ状態）

・痛みがある

リハビリで歩ける様になるどころかその逆です

目の前が真っ暗になりました

「これ以上悪くならないようにリハビリしましょう」

との先生の言葉で１ヶ月リハビリする事になりました。

１ヶ月間、ナナちゃんを預かってくれてるトレーナーさんは

良いと言われる物は全て試してくれました

ここまでしてもらって良いのかしら

って思うくらい献身的に介護をしてくれました

本当に有難うございました

１ヵ月後

我が家に帰ってくる前の日

子供と「明日ナナちゃん帰ってくるよ楽しみだねぇ」

って話してたら

「ナナちゃんをお試し飼育してみたいって人が居るから

明日ナナちゃんを送るのは無しね」

えっ～っっっっっっっっっっ

またまた目の前が真っ暗になりました

でも、

ナナちゃんを預かってくれてるトレーナーさんの知り合いだから安心だし

我が家はいっぱい犬が居るから

里親さんの家に行った方が愛情たっぷりもらえるし

ナナちゃんが居ない分、別の仔保護出来るし

・・・自分に言い聞かせていました

本当はもっと喜ばないといけないのに

なぜが寂しい気持ちでいっぱいでした

里親様

「ナナちゃんを宜しくお願いします」