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わんにゃんかんぱにぃ

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【大事】☆★六大栄養素★☆

今日は、タイトルにもある「６大栄養素」　のお話です。大好きなペットの健康を気遣うのは飼い主さんなら　誰もが思うこと。毎日を健康に暮らすためには、人もペットも、やはり「食事」が大切です。大事にしないといけません。そして、「食事」といえば、誰もが気になるのが、『栄養』のこと。重要な栄養素としてよく言われるのが、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」この五大栄養素です。たんぱく質、脂質、炭水化物は、身体を構成するための材料やエネルギー源として重要で、この３つをあわせて三大栄養素と呼びます。そして、残りのビタミン・ミネラルは、前者の三大栄養素が身体の中でうまく機能するための酵素として欠かせない栄養素です。『五大栄養素』これって、とっても大事な栄養素なのですがっ本当は、もっともっと大事なものがあるのです。それが、６番目の栄養素。。。一番大事なのに、一番　みんなが心に忘れがちなもの。６番目の栄養素。これをあわせて、『六大栄養素』です。『六大栄養素』の　６番目、いったい　何でしょうね？また次回、答えをいいますのでみなさん　考えてみてくださいね。では。また今度

2007年01月31日
【画像あり】☆★お尻から何が？★☆

昨日は、書き込みいただいた方、どうもありがとうございました。みなさんの家庭では、やはり　ペットが中心なようですね。各家庭の中の総理大臣は、人それぞれ。でも、かなりがペット中心ですよね。どの方も「うちの子が一番！」そう思っていませんか？でも、はっきり言えるその言葉はペットにとっても　最高にうれしいでしょうね。ちなみに、うちの総理大臣は・・・・・・・「おじゃ」かな。。。(*^。^*)今日は、こんな子をご紹介。「まろ」ちゃん、という名前のチワワちゃん。あくびしてます（＾◇＾）、、、、、かわいいです。ワクチンを打ちにきて、さぁ　体温を測ろうと思ったら、お尻から何かが・・・　　ん？？？わかります？？？髪の毛です。体温計をさそうと思った　そのお尻の穴から“ビロ～ン”　と、髪の毛がでてるんです。人の髪の毛です。軽くひっぱってみましたが、ぬける気配は　全くなしです。ワンコが　髪の毛食べちゃうことなんてしょっちゅうあることだけど、こんなにも　きれにに、髪の毛だけが　長ーく　でてるのは　なかなかないです。犬って、「クンクン」「クンクン」いっつも地面に鼻をあてながら　歩いていて、何か匂えば、ペロペロなめ、　鼻先についた塵や埃もペロンッと食べ。。。。。食べ物といっしょに、いろんな物がウンチといっしょにでてきますよね。この　まろちゃんの場合は、うまく　次のウンチが出てくるときに押し出されるようにして　髪の毛もいっしょに出てきたのでなんともなくすみましたが、長くて、頑丈な髪の毛の場合は要注意でしょう。「まさかぁ！？」と思うかもしれませんが、髪の毛で　腸粘膜を傷つけることもありますので。。。髪の毛って、けっこうバカにできなくって、細く、ピンッと張ったような状態では、切れ味するどくなります。こんなことに限らず、日常生活の中には、ありとあらゆる危険がひそんでいます。ペットの目線から　生活をかんがえることも大切です。髪の毛を食べて、病気になった、腸が切れた、、、そんな症例は　まだ診たことがありませんが、いつ何時、いったい何が、病気を引き起こすきっかけになるか分かりませんので、みなさんも　日常生活の環境の中をよく注意してみてみてくださいね。「まろちゃん」は　本当にかわいい子でした。ワクチンは、この日は　打たずにおきました。そして、次の日、髪の毛事件も　一件落着し、顔色もよかったので　　打ちました。まろちゃん、また来月ね。

2007年01月30日
【崖っぷち犬】☆★幸せになってね★☆

今日は、日中、なかなかお天気がよかったですねお散歩日よりでしたさて、昨日、ぼんやりと　ニュースをみていたら、ひさしぶりに耳にする言葉がありました。それは、『崖っぷち犬』　です。昨年、徳島県で　７メートルもの高さのある崖から救出されたあのワンコです。当時、その救出劇の一部始終が放送され、テレビや新聞をにぎわしたあのワンコです。当時、ニュースになったおかげで、なんと日本各地から　１０９人もの電話があり、あの子が欲しいっ！という声が　あちこちから届いたそうです。しかし、昨日２８日に開催された「崖っぷち犬の飼い主を探す会」には電話があった数の１０分の１にもみたないたった１１人しか　集まらなかったようです。しかも、その大半は県内の方。事前のものすごい反響から比べると予想外に少ないような気がしました。当時話題になったあのワンコも　すぎてしまったブームのように半分の人は　頭の隅のどこかに　記憶がいってしまったのでしょうか。知ってます？？？実は、このワンコが救出された日の　４日前には、同じ崖で別のワンコが救出されています。そして、しかもその体形、様相からも　姉妹ではないかといわれているようです。今は、動物愛護センターで預かられていますが、引き取り手は見つかっていないそうです。新聞に載るか、載らないか、ニュースにとりあげられるか、られないか、テレビで話題になるか、ならないか、これによって　その子の運命は大きく変わってきます。「崖っぷち犬」以外にもまだまだたくさんのワンコがいます。飼い主を探している子、行き場なく　生涯を檻のなかで暮らしている子、皮肉にも　殺処分されてしまう子、テレビで　“さも”かわいそう・・・と放送されているワンコたちの裏側には同じように、またはそれ以上に苦しんでいる子がいます。今日、こうしている間にもガス殺で処分されている子、、、、、そして、明日の処分を待っている子、、、、、　さまざまです。人間とは、勝手な生き物です。つくづく　そう思います。でも、一方で　テレビや新聞というメディアを最大限に利用するという方法もあります。テレビで放送されることで、新聞にとりあげられることで、飼い主希望者がたくさんつのってくるなら、むしろ、そんな報道を増やしてほしいものです。１匹でも多くの動物がたすかるなら、一匹でも処分されずにすむのなら。テレビで、わいわい、がやがや、さも　かわいそぶって、おもしろおかしく報道されるのも“ムカッ”とくるときがありますが、それで　動物の命が助かるなら　がまんできるかな。。。一般の人が　情報を知る場所は、テレビや新聞でしかないですし。。。よっぽど関心がない限り、ネットで検索したり、保健所や愛護センターに足を運んだりすることはまずないですもんね。宮崎県知事になって、一気に有名になってしまった「そのまんま東」「莫大な金額の県のお金を自由に使えます」ということでこれまた　毎日テレビをにぎわしています。まぁ、、、、、自分が知事になったらおそらく　その県のお金は「動物たち」のために使っちゃうでしょうね。ほとんど（＾◇＾）そんなに使えたら、きっと　たくさんの動物たちが助かるだろうなぁ～(^O^)／まっ、知事になる気は　２００％ないですが、、、（●＾o＾●）新しい飼い主さんに「リンリン」と名付けられた「崖っぷち犬」今後の幸せをお祈りいたします。

2007年01月29日
【車椅子生活】☆★からの視点★☆

さて、昨日は　たくさんの家庭で「ははは」の笑い声がひろまったようですね。とっても　いいことですこの調子で続けましょうね「今月は、　うんちクリーン大作戦ないんですか？」というご質問をいただきました。とても　うれしいご意見ありがとうございます。とても　うれしいのですが、今の早朝の寒さは、　ワンコたちにとってはとても身にこたえるので、一時的に開催をひかえています。朝のお散歩に慣れているわんちゃんならいいのですが、雪が降るかもしれないくらいの寒さですので、特に小型犬の子たちには　ちょっと危険です。今はお休みしていますが、もう少し　あったかくなりましたら　再開しますので、そのときには　みなさん　どうぞよろしくお願いいたします。道端の“糞”について、昔の新聞から　こんな記事をみつけました。２００３年３月１２日の毎日新聞の中に、車椅子生活をされている　ある方からの投稿記事がありました。そのまま抜粋しますね。まずは、読んでみてくださいませ。「私は車椅子生活者です。　先日、家計をやりくりして待望のデジタルカメラをようやく入手し、　町内にある梅の名所に出かけました。　広いお寺の境内には紅梅や白梅が、いまを盛りと咲きにおっています。　夢中でシャッターを切り続けました。　我を忘れて動き回っているうちに、車椅子をこぐ手に違和感を覚えました。　ヌルッとした感触と異臭が鼻をつき、なんとも嫌な感じです。　知らない間に、うっかり犬のふんを踏んづけていたのでした。　　見回すと参道のあちこちには、　始末されずに放置されたふんが散乱しているではありませんか。　いつしか楽しかった思いも消え、憤りが沸き起こってきました。　愛犬家の皆さん。　ペットの飼育には生活環境を損なわない配慮が必要ではないでしょうか。」今から、４年近くも前の　ずいぶん昔の新聞記事ですが、こんなことが書かれていました。普段、わたしたちが　外で遭遇する犬の糞は、足で踏んで、靴のうらにつくことがありますよね。それだけでも　ものすごく嫌な気持ちになるのに、それが　車椅子のタイヤや　ましてや　それをさわる手につくとなるととてもとても強烈な　不快感をおぼえると思います。道端におちている　“糞”について、車椅子生活の人から見ると、こんな視点もあるのです。わたしたち、健常者からの見た目・感じ方とはまた違いますよね。この記事を読んでいてとても勉強になったので紹介しました。今は、以前より　街中の道、建物の中には、バリアフリーも増えて、昔よりも　車椅子の方にも　より優しい設計が考えられています。（まだまだ不十分ではありますが。）しかし、それは　あくまでも機械的なものであり、人の心は　そこまでの配慮をもっていないのが現状です。建物がすぐれていても、バリアフリーがあっても　以前として　　犬の糞を平気で放っていく人がいます。車椅子生活の人にとっては、犬の糞が通りの邪魔をし、それをよけて通るにも難しいときがあるでしょう。飼い主ひとりひとりが袋をもって歩いて、腰をかがめて拾いさえすればそれですむ問題なのですが。とっても簡単なマナーだけど、なかなか実行されない「うんち拾い」「うんちクリーン大作戦」もう少し暖かくなったら　また開催しますのでまたみなさんで　集まりましょうね。

2007年01月27日
☆★笑うこと　vol.2★☆

昨日、ご紹介しました笑い方、　各家庭で　試してみましたか？（昨日の日記を読んでいない人は、昨日の分から読んでくださいね。）１、「ははは」２、「ひひひ」３、「ふふふ」４、「へへへ」５、「ほほほ」１番から５番までの笑い方の中で一番　体にいい笑い方はどれでしょう？という問題でしたね。答えは、「ははは」　です。さぁ、みなさん、今日から　ペットも一緒に家族みんなで「ははは」の笑いを意識しましょう。きっと、とってもハッピーで楽しい家庭がうまれると思いますよ。そして、それと同時に、　免疫力が“グンッ”とあがって、病気しらずの家庭がうまれると思いますよ。「笑う」ことは、家庭の中で常時あるようで、実際は　なかなかないこと。簡単なようで、とっても難しいこと。ペットたちもいつも怒りっぱなしの飼い主さんよりも、楽しく「ははは」笑ってる　笑顔の飼い主さんのほうがずっとずっと好きなはず。そして、そして、いつも間にかそんな飼い主さんから　大きな大きなパワーをもらってるはず。怒ってるときは、近寄って来ないけど、楽しいときには、必ず　そばに寄ってきますよね。それは、プラスのエネルギーをもらうため。そして、その逆もまたあり。人も　動物がニコニコ楽しそうにしているのをみるととっても心癒されますよね。これは、動物たちから　プラスのエネルギーをもらうから。お互いの気持ちひとつでコミュニケーションの濃さもかわってきます。どうせなら、いつまでもハッピーライフを楽しみたいですよね。だったら、まずは　飼い主さんから　ペットに対して　にっこり笑顔で話しかけてみましょう。　

2007年01月26日
【笑うと】☆★いいことあるよ★☆

とってもとっても寒い日が続きます。昨年のように雪景色はまだみられませんが、風が“ビュンビュン”冷たいですね。でも、ワンコたちは元気元気！冷たい風もなんのその、散歩が大好きでたまらない様子。こちらが、完全防備で外を歩く中、ワンコは　グイグイ綱をひっぱって、力強く、勇ましく歩きます。そんな元気な姿。みているだけで、元気をもらえますね。さて、今日は　笑いについて　みなさんに少しお話します。病気と闘うには、また、病気にならないようにするためには「免疫力」をあげることが大事です。これは、ペットも人も同じこと。では、免疫力をあげるには？いろいろ方法がありますが、誰もがお金をかけずにできることがあります。それは、『笑う』ことです。笑うことは、免疫力を向上させます。この話、よく聞きますよね。いつも陽気な人ほど、確かに病気にならない気がします。きっと、病気もなんのその、　跳ね除けちゃうんですね。では、ここで　問題です。同じ『笑う』でも、　笑い方の違いで、体への影響もかわってきます。１、「ははは」　２、「ひひひ」　３、「ふふふ」４、「へへへ」５、「ほほほ」１～５番までの　笑い方の中で、特に体にいい影響を与える笑い方はどれでしょう？？？同じ笑いでも、一番、体に効く笑いがあります。さっ、今晩　みなさんで　この１～５番の笑い方をひたすら試してみましょう。その中で、どの笑いが一番　効いたでしょうか。（ただし、　パソコンに向き合いながら一人でこっそり試して、　その姿を　家族にみられて、怪しまれないように・・・　そこのあなた。）試すなら、家族みんなで！「ははは」　「ひひひ」「ふふふ」　「へへへ」「ほほほ」　「ははは」「ひひひ」　　「ふふふ」「へへへ」　　「ほほほ」今夜は、全国いろんなところで、、、、、たくさんのお家で、、、、いろんな笑い声が聞けそうですね。とてもいいことです答えは、次回　お伝えします。それまで、考えてみてそして、そのときはぜひとも　家のペットたちも　その“輪”の中に入れてあげてくださいね

2007年01月25日
【ブルセラ症】☆★って何？★☆

今、大阪で連日ニュースに取り上げられている「ブルセラ症」についてお話します。大阪和泉市内のブリーダーのところで、「ブルセラ症」の集団感染がおこりました。１月９日、その疑いがなされてから大阪ではテレビや新聞などで連日　報道されているそうです。私が住む、愛知のほうでは一度もテレビでみませんでしたが、どうなのでしょうか。（実際　あまりテレビをみていないのでもしかして、ちらほら、流れていたかもしれません。）いずれにしろ、私たち動物関係者にとっては非常に大きなニュースですが、一般の方に対して、全国的な話題には　なっていないようです。「ブルセラ症」の原因菌は、　B.canis　（ブルセラ・キャニス）とよばれる菌で、犬を集団で飼育している施設では　急速に感染が広まります。今では、ほとんど発生をみなくなったようですが、（実際、私自身　ブルセラのわんちゃんを診断したことはありませｎ。）昔、野犬が多かった時は　よくあったと話しに聞きます。ブルセラ症といえば、　第一に流産が特徴的な症状で、B.canisによるものは大部分が妊娠４５～５５日に流産をおこします。そして、流産後、長期間にわたって子宮内部からの排出物が認められます。今でも、ブリーダーさんや　ちょっとした飼い主さんでしたら、このブルセラ症のことを意識して、子供を産ませるときには　あらかじめブルセラ感染症の検査をしておくかたもいらっしゃいます。血液検査で診断できるので、気になる飼い主さんは　ご自分のわんちゃんたちも調べておくといいでしょう。今回、ニュースになったこのブリーダー業者のところでは約２６０匹の犬を飼っており、流産などが続いたことから　何十匹かを検査してみるとそのうちの何匹かが　ブルセラ症と診断されたようです。犬の数が多いため、感染が広がっている可能性もあるといいます。現在、人への感染は確認されていないようですが、人では　発熱や関節痛など非特異的な症状を示します。犬を集団で管理、飼育しているようなところ、例えば　ペットショップやブリーダーさんのところではこうした病気にも注意が必要だと思います。今回、大阪で発生して、あまり全国的な規模のニュースにはなっていませんが、動物と暮らしているみなさんには名前だけでもいいですから、知っておいていただきたい病気です。「狂犬病」と同じで、昔はたくさんあったけど、今はほとんどなくなった病気です。でも、こうした忘れ去られてしまったような病気、伝染病こそ、いつ発生するかわかりません。ですから、いざというときのために、常日頃から　敏感にアンテナをはって、病気の情報をつかんでおくことも大事だと思います。

2007年01月22日
【画像】☆★留守中のお世話★☆

明日は、朝早くから、セミナーに出かけます。こんなとき、サンカムはお休みになりますが、院内にはホテルや入院中のペット、そして　その他にも　サンカムで暮らしている動物たちがたくさんいます。病院が休みでも食事の用意をしたり、散歩に行ったり、掃除をしたり、治療をしたり、、、、で、朝と晩の　一日２～３回は　必ずやどんなことがあっても病院に足を運びます。（動物たちのことが気になるから、むしろ　病院にいるほうが気持ちが落ち着くのですが。）ここ半年ほどは　休みの日であっても　一日たりとも欠かすことなく病院へ来ていたのですが、明日は、どうしても　くることができず、一日の用事をスタッフにおまかせします。スタッフに対しては休みの日ぐらいは、本来は　仕事のことは全部忘れて思いっきり遊ぶなり、趣味にはげむなり、勉強するなり、どこかへ旅行にいくなり、親孝行するなりで、自分の時間として使って欲しいと思っています。ただでさえ、生き物相手の仕事だと労働基準法に違反するような仕事内容ですから、（まぁ　実際のところ、どこの動物病院もそうですが。。。）休みの日ぐらいは、自分の時間として活用して欲しいと思っています。ですが、どーしても　明日だけは　スケジュール的に無理。ということで、仕事が終わってから、スタッフに突然のお願いをしてしまいました。それは、病院にいる動物たちのお世話。自分がいつも面倒みている分も含めて。それはそれは　多種多様。種類も大きさも。食べるものも様々。鳩さん。野鳥さん。ゲドちゃん。入院中のカールちゃん。チビちゃんたち。預かり中のワイマラナー。預かり中のダックスちゃん。最近話題のもっちゃん。我が家のうさぎさん。ギリシャリクガメさん。他にも、まだまだ。。。こんだけ　いろいろいれば、みんな食べる物も違います。手作りごはんの子。牧草の子。キャベツやバナナを切ってあげる子。こんなフードの子。チンゲン菜が大好きな子。缶詰の子。ドライフードの子。こんなふうに　いろいろです。何かと大変でもありますが、楽しくもあります。今日は、明日にそなえてスタッフに　これらの食事のあれこれを伝授していたらすっかり遅くなってしまいました。何かと用事があって出かける事の多い私ですが、生き物を留守にさせてしまうことは　何かと不安がつきもの。でも、こうして　誰かにまかせられたり、安心して　外にでられるのはそんなときに助けてくれる人があってのことなのかな、と　今日あらためて思いました。そう思うと、幸せものです。この場をかりて。どうもありがとう。

2007年01月20日
【画像あり】☆★ギニアピッグ！★☆

昨日、この時期は　ペットにも“かぜ”ひきさんが多いですよ、というお話をしました。“かぜ”もさることばがら、もうひとつ多いのが、「膀胱炎」いつもと何もかわったことをしていないのに、突然、「血」の混じった赤いおしっこをしたり、トイレに行く回数が多くなったり、排尿姿勢をとるものの　おしっこが出てなかったり、いろんな症状としてあらわれますが、寒さが増す　この時期には　確かに多くなる「膀胱炎」です。寒くなると人と同様、ペットたちも体を動かす機会が少なくなります。お水を飲む回数も量も少なくなります。昔は、「猫はこたつで丸くなる」　の時代でしたが、猫だけに限らず、現代のわんちゃんたちは猫以上に「こたつで丸くなって」ます。こたつどころか、　ストーブやファンヒーターの前で動かない子も多いです。部屋の中は乾燥し、体内からの水分もうばわれ、そして、なおかつ　水を飲まない。これも　ひとつの原因になっているかと思います。気分転換のひとつとして、また、体を動かすきっかけとして、短時間でもいいですので　ちょっとしたお散歩を心がけてくださいね。そして、お散歩から帰っての水分補給は忘れずに。まめに　とらせてあげることが大事です。この時期に多い「膀胱炎」これになる要因は、　他にもまだまだたくさんありますが、日常の　こんなちょっとしたことから気を付けてみてくださいねさて、話はかわって昨日お話した　“もっちゃん”この動物は「スキニーギニアピッグ」といいます。性格は　とても温和です。うちのチロ（チワワ：女の子）も興味深々。会ってさっそく　お互いにごあいさつです。特に警戒する様子もなく、どんどん積極的になる　チロ。小さい頃から、たっくさんの動物たちと遊んできて得たこの感動。そして、今こうして獣医になって得た知識。これを生かして生き物と接する感動をよりいろんな人に知ってもらいたい。特に、子供やおとしより。いつの日か、そんな活動を今の仕事のかたわらで　できるといいな、と思っています。なかなか簡単なことではないけども、そんな心のボランティアも　いつかやっていきたいなと思っています。

2007年01月19日
【画像あり】☆★新しい仲間★☆

なかなか寒い日が続いております。みなさん、お変わりないでしょうか。カゼひきさんのわんこ、にゃんこが多いので、この時期の寒さ対策は、　ペットも人もしっかりとペットも人と同じで、カゼをひくと“せき”をしたり、“くしゃみ”をしたり、“鼻水”をたらしたりします。そんな徴候がみえたときは早めに受診しましょうね。突然ですが、我が家に　新しい仲間が増えましたと、　こんな公の場でいったらまた増えたのっ！ちょっと頭おかしいんじゃないの？と怒られそうですが、、、、、お隣の撤退にともない、　我が家に仲間が増えました。↑この子です。名前は　“もっちゃん”ピーピーなきます。顔は、こんなで、体はこんなです、、、よく食べ、よく遊び、よく寝、元気いっぱいです。ちなみに男の子です。なんていう生き物か分かりますか？どれだけ　みてても飽きないです。この子に限らず、生き物すべて。不思議です。彼が何を考え、どんな習性をもって生きているのか、それを観察したり、発見することが　わくわくします。どんどん、王国の仲間が増えていきます。親が知れば、おそらく、　あきれるでしょう。友人が知れば　間違いなく　あきれるでしょう。でも、自分にとって　生き物は　かけがえのない存在。「生」や「命」を　手のひらで感じる感動。観察してはじめて知る発見。なんか、そんな感動を　今の子供たちにも感じてほしいなぁといつも思っています。ということで、今、　「小学生と動物」について学校での動物飼育のことを勉強しはじめている自分です。生き物を飼っている小学校の子供たちに関して、いろんなデータがあるようです。ちょっと話がそれてしまいましたが、誰よりも　生き物を見たり、触ったり、それが大好きな私にとっては　毎日、生き物と接することが勉強になります。でも、そろそろ　引っ越さねば・・・とも考えています。増えて、増えて、増えすぎて、ニュースでよく流れるようなどこかの「犬屋敷」状態になるのは　最低ですからね。そこに住む人、集まる人、暮らす動物たちが　皆、幸せでないと意味ないですから。がんばって仕事をして、そして　傍らで　大好きな生き物と接して。「この子たちに食べさせてあげないといけないっ！」そう思う気持ちが働く意欲にもなってます。

2007年01月17日
【遺失物法】☆★迷子ペットの行く末は★☆

今日は、昨日お話した「遺失物法」の改正に基づく迷子ペットのお話をします。今までは、迷子のペットをひろって警察にとどけでた場合、「遺失物法」により、落し物として警察が扱っていました。「命」あるものなのに、「物」として扱われてしまうことに　これまでは問題視されていました。「遺失物法」により落し物として取り扱われた場合、６ヶ月間の保管期間が定められています。（実際のところは、それまでに　自治体のところに引き取られて処分されてしまうケースが多いのですが法律的には６ヶ月の猶予があたえられていました。）しかし、昨年６月、この「遺失物法」が改正されて、『今後　警察は　犬猫を扱わない』ということが決まりました。つまり、迷子の犬や猫は　「落し物」ではなく、「命」あるものとして定め、そのために、警察は落とし物として扱わないということです。簡単に言うなら、警察は犬や猫は扱わないということです。しかし、それと同時に、これまで　「遺失物法」で定められていた一定の保管期間が　迷子ペットたちに　補償されなくなってしまいます。迷子の犬や猫を拾った場合、警察は　扱いません。自治体のほうへ引き取られます。そして、収容された犬は狂犬病予防法に基づいて、最短４日目に処分されてしまいます。ですから、もし　お宅のペットたちが迷子になった場合、警察以外にもいち早く　自治体の動物愛護センターや保健所に問い合わせてみることが大事です。周囲の県へも連絡をとるといいでしょう。簡単に言ってしまうなら、収容されてから４日目には処分されてしまう可能性があるということです。期間はたった４日という短い間しかありませんので、一刻も早く、探すことをおすすめいたします。　生き物が“物”としてではなく　“命”あるものとしてみられるようになった。これ自体は　とてもうれしいことなのですが、実際は、保管期間が短くなったというなんとも　腑に落ちない　マイナスの結果につながりました。「うちの○○ちゃんが迷子になったの」という話を耳にしたり、「●●ちゃん探しています」というポスターを目にすることときたまありますよね。そんなとき、もし　今日お話した　このことが頭の隅にでもありましたら、ぜひ　教えてあげてください。そして、アドバイスしてあげてください。罪もない動物たちが　いとも簡単に処分されてしまうのはとても悲しいことです。探している動物が　あと一歩のところで処分されてしまうのは　とても辛いことです。居場所をみつけたものの、すでに　処分されてしまった後・・・・・・こんなケースも事実あります。そんな不幸を招かないためにも、迷子動物探しで困ってる飼い主さんがいましたらぜひとも　アドバイスしてあげてくださいね。

2007年01月15日
【遺失物法】☆★“物”ではなく、“命”として★☆

先日、びっくりニュースを耳にしました。びっくりと言っても、自分個人が驚いただけですが、あまり関係のない方には　どうでもいい話。サンカムの隣にあるペットショップが来月半ばに撤退することとなりました。すでに、顧客登録されている方には　お知らせのはがきがいったようです。あまり、公にしないほうがいいかなと思い、口を閉じていましたが、昨日　お客様のほうにも　はがきを送りましたとの連絡をうけましたので当ブログでも　ふれさせていただきました。私個人が　サンカムに来てから２年と９ヶ月。１年ほど前には、もともとあったペットショップ会社の倒産があって今のショップになり、そして、今度は撤退によって　またなくなり、、、この短い間に　入れ替わり、たちかわり、２度もショップがなくなることとなり、大変　残念な気分です。いろいろな背景、事情があるのでしょうが、動物関係の職として、いくらかの共通点はあるので、他人事にならず、ちょっと悲しいものです。今日は、ある法律について　お話します。平成１８年６月に改正された「遺失物法」についてです。これまで、迷子の動物については、ハンカチや花瓶、その他落し物と同じ“物”としての扱いでした。この法律の施行をむかえた今年の春から迷子動物たちは、　“物”ではなく、“命あるもの”として　扱われることとなります。動物愛護の観点からもこのような法の改正が行われたのだと思いますが、この話には　裏があります。“物”ではなく、“命として”・・・・これが、表向きは、とてもいい印象を与えてくれるのですが、実際は、動物たちにとっては不幸をまねかねない　悪い方へ向かっているのです。　みなさん、なぜだか　分かりますか？また、法律が改正されたことをご存知でない方もよーくよく考えてみてください。この法の改正には、いったい　どんな問題点があるでしょうか？道で迷子になっている　わんちゃんを拾った。そんなとき、あなたは　どうしますか？どこに連絡しますか？また、その逆も　考えてみましょう。自分のわんちゃんがいなくなったとき、どこに連絡をとりますか？心配される命の危険、殺処分の問題は　いかがでしょうか。他人事ではありません。法律というもの自体、あまりなじみのないものかもしれませんが、この機会に　ちょっとだけ　考えてみましょうね。明日はサンカムお休みです。

2007年01月13日
【画像あり】☆★もはもは、もへもへ★☆

今日、わんちゃんの　飼い主募集の話が来ました。黒ラブちゃん、１才。飼い主さんが　めんどうみきれず、誰かに　もらってほしいとのことでした。その飼い主さんともワンちゃんとも面識がないので、どんなわんちゃんなのかは分かりませんが、新しい飼い主さんを探しているようです。察するに、大型犬で　１才というとまだまだ　やんちゃざかりで、それにお手上げ状態ではないのかと思っています。訓練に、半年ほどだしていた、ということも聞いています。ご関心のある方は、ご一報ください。今日は、こんなわんちゃんをご紹介。。。顔からしてとてもインパクトありですが、正面から。背面から。右から。左から。おしりから。。。。。どこからみても　迫力があります。何犬かも分からないくらい、“もはもは”“もへもへ”の毛むくじゃらです。先日、このわんちゃんの毛をカットして欲しいとの依頼がありました。しかも、「怒るので、麻酔してやってください」と。麻酔処置は、一般のトリミングサロンではできないため、病院への依頼でした。わんちゃんを見たとき、あまりの衝撃的な姿に驚き、大丈夫かなぁ・・・・・と心配になってしまいましたが、「できるだけ麻酔なしで」と思いながら、よしよし、なだめながら　やっていきました。３人がかりで　なんとかできました。毛玉いっぱいの体には、なかなか　バリカンの刃がはいりませんでしたが、休み休みの　根気がいる作業です。お布団がひとつできそうなくらい、毛がいっぱいその重量、約２Kg、、、とれた毛だけで、小型犬、1匹分の重たさです。でも、体もすっきり。毛玉もとれて、軽くなりました。正面から。左から。右から。後ろから。顔もいい顔しています。長毛の子は、毎日のケアーが大変です。ちょっとさぼると　すぐに塊ができてしまいます。そして、一度できると　みるみるうちにでかくなります。それが、体中に広がって、皮膚病の原因になることもあります。あまりにも、毛玉が大きすぎたり、根っこからのものだとほどくことができずに、根元から　カットしなくてはいけません。長毛のわんちゃんたちは、手遅れになる前に、毎日のケアー、ブラッシングをこまめにしてあげましょうね。結局、写真の子は、麻酔なしでできました。できた毛玉をいじられるのは、わんちゃんにとっても　とても苦痛です。ですから、普段は優しい子でも　痛くて怒ったりするので気をつけましょうね。　

2007年01月12日
【絶滅危惧種】☆★人と自然★☆

昨日までの話の続きに、「絶滅危惧種」について　お話します。「絶滅危惧種」とは、絶滅のおそれのある野生生物（動植物）のことで、絶滅に危険レベルごとに、以下のように分類されています。●絶滅危惧１A類（CR）　ごく近い将来における絶滅に危険性が極めて高い種●絶滅危惧１B類（EN）　１A類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種●絶滅危惧２類（VU）絶滅の危険が増大している種昨日までの話にありました　ヤンバルクイナは、このうちの絶滅危惧種１B類にあてはまります。人の手によって、南の島に放たれた　マングースによって、ヤンバルクイナの数は　みるみるうちに減少しています。そして、マングースに襲われる運命になったのは、ヤンバルクイナだけではありません。特別記念物として、誰もが知っているアマミノクロウサギや希少なアマミヤマシギも　マングースの獲物となっています。それは、マングースの糞から、これらの動物の毛が混じっていることから分かっています。人間が勝手に連れ込み、勝手に駆除する。今、日本には絶滅が心配されている動物たちがたくさんいます。た～くさん、た～くさん　います。数が激減して、もう　どうにもできなくなってようやく　ことの重大性に気付く。それが　人間の悪いところです。今まで、ごく身近なところで見てきた動物たちもいなくなった覚えってないですか。例えば、メダカ。ザリガニや、タニシ、つばめだってそう。小さい頃、いっつも　昆虫とりをして遊んだり、家の軒先につばめが巣を作るのを観察したりしていましたが、今では同じ場所へ行っても　まったく　その様子はみられなくなってしまいました。いつの間にか、、、、、知らないうちに、、、、、ツバメもメダカも　み～んな　いなくなっていました。みなさんも周りでも　そんなことってないですか。自然を勝手に利用することで、いつか　人間にも　そのしっぺ返しがくるのではないかと思っています。なかなか　どうしていいのか難しい問題ですが、人間の手によって　不幸な結果をまねいている動物たちもたくさんいることを頭の隅にでも　入れておいてください。もちろん、人の手によって　救われている動物たちがたくさんいることもこれまた事実です。ちょっとしたことでもいいですから、できることがあればみなさんも意識して、自然に協力してあげてくださいね。

2007年01月10日
【vol.2】☆★外来種探索犬★☆

前回お話した「外来種探索犬」についての続きです。外来種探索犬は、沖縄で　その働きが期待されています。その目的は、沖縄の地で、絶滅の心配がある動物たちを危機から救うためです。ニュージーランドでは、すでに１９６９年から外来種対策としてイタチ類やネズミなどの駆除に対して活用されています。そして、結果としてニュージーランド国内の多くの島で外来種が根絶し、島の生態系が回復しつつあるそうです。このように、実際に、外来種対策で大きな成果をあげているのが「外来種探索犬」です。沖縄では、増えすぎたマングースによって、ヤンバルクイナが絶滅の危機にあります。ヤンバルクイナは、常緑広葉樹林の草地や沢筋に生息する“飛べない”鳥です。“飛べない”ことは、もともとの　平和な沖縄の地ではまったく問題になりませんでした。言い換えれば、“飛べない”鳥でも　まったくもって　生命の危機を感じることのないほど平和な地でした。しかし、どうでしょう。皮肉なことに、今では、　“飛べない”ことが彼らにとって　最大の弱点となり、人間によってもちこまれ、予想外に増え続けたマングースによって命うばわれることとなっています。やがて、沖縄では　マングースが問題視され、２０００年～２００４年の間に地元自治体と合わせて　合計1万４５５８匹が駆除されました。しかし、捕っても捕っても、らちがあかない状況でした。２００５年には、　報奨金も値上げし、　マングース１頭あたり５０００円を用意しました。そして、専従者の人数も　わなの数も　倍増しました。今、沖縄では　マングースの捕獲対策の強化にともなって、その生息数自体は減りつつあるものの生息域、分布域は　広がっています。沖縄本島北部のやんばる地域では、マングースがどんどん北上しています。２００６年、春には　ついに　沖縄最北部でオスメス計３頭のマングースが捕獲されました。沖縄本島北部だけに生息する、国の天然記念物である　ヤンバルクイナの生息数は、ついに７００羽あまりにまで減少しています。１９９８年当時に推定された数が、１８００羽ですが、それと比べると　短期間の間に急速に減っていることが分かりますよね。マングース対策に関しては、今までの　ワナによる捕獲だけでは　解決できなくなってしまった今、ワナによる捕獲に加えて、マングースの生息場所を突き止める探索犬の導入が計画されています。ここで活躍するのが、「外来種探索犬」です。沖縄では、「マングース探索犬」とも　呼ばれています。まずはじめに、犬の鋭い嗅覚によって、マングースの生息する場所を　探っておいて、その場所に　ワナをしかけるそうです。犬は、マングースを捕まえるわけではなく、マングースのいるところを探索するのが仕事になります。広範囲のところに、ただやみくもにワナをしかけるのではなく、ある程度　範囲をしぼっておいて、そこに　ワナをしかける。「犬の嗅覚を使ってマングースのいおいから生息場所を探し出し、ワナを仕掛ける方法で駆除する」これがニュージーランドで実践された外来種対策に学んで考え出された方法だそうです。沖縄では、２００５年から　マングース探索犬として、２頭の犬を育成中です。しかし、日本には　探索犬専門の訓練士がいないため、ニュージーランドから専門家を招いてアドバイスを受けているそうです。沖縄固有の動物たち、沖縄に生きる野生動物たちの危機を救うべく、今　「探索犬」と呼ばれる犬の能力に期待がよせられています。絶滅が間近にせまっているヤンバルクイナ。彼らを救うことは　もはや　人間の力をはるかに超えているようです。人間の手によって導入されたマングースが原因で今にいたった結果なのに。。。罪のない　たくさんの動物たちが犠牲になっています。。。ヤンバルクイナもそうですが、マングースのほうも被害者です。一番罪をかぶるべきなのは、人間ですよね。昨日、テレビをみていて「外来種探索犬」のことを知り、つい見入ってしまいましたが、結局のところ、　人間が悪いんだよなぁ、　そう感じました。

2007年01月09日
【外来種探索犬】☆★ってなぁに？★☆

先日、テレビを観ていたら「外来種探索犬」という犬のことについて取り上げられていました。日頃、なかなかテレビをみる機会のない生活の中でたまたま　テレビをつけて、目に入った番組がこれでした。警察犬、盲導犬、聴導犬、、、、、などなど犬の本能、犬の特性をいかした多種多様のお仕事犬たちが　働いていますが、「外来種探索犬」というのは今までに聞いたことのない響きでしたので、ついつい　見入ってしまいました。「外来種探索犬」その働き場所は、　『沖縄』です。沖縄では、多種の動物たちが　絶滅の危機のたたされています。その原因としては、人間の自然界への侵入、森林の伐採、環境破壊もさることながら、ハブ退治のために放たれたマングースが問題視されています。マングースは、ハブ対策のために１９１０年頃に　インドから沖縄に移入されました。それから、現在までの間に　その生息域を広めて、今では　島全体に拡大しました。このマングース問題、みなさんご存知でしたか？結果として、マングースは、　ハブ問題に効果を発揮しませんでした。なぜだか、分かりますか？ハブは夜行性で、　マングースは昼行性だからです。基本的な活動時間帯が全く逆であるために退治するどころか、マングースの数が　どんどん増えていく結果につながりました。そして、１９９９年には　推定１万頭にまで増え、それが　沖縄にもともといた動物達の生態系をくずし、沖縄固有種の絶滅の危機をまねくようにまでなってしまいました。環境省は、この結果をみて、２０００年になって　ようやく　その重たい腰をあげ、マングースの本格駆除にのりだしました。２００７年をむかえた今日も、マングース問題は　今だ解決しておらず、本日のブログのタイトルにもあげた「外来種探索犬」の導入が新たに試みられています。犬の有能な能力に期待がよせられています。次回、引き続き、　この沖縄問題、外来種探索犬についてお話します。きっと、このわんちゃんたちの活躍が将来、注目されるときがくると思います。「外来種探索犬」まだまだ聞きなれない言葉ですが、動物好きのみなさんっ、ぜひ、頭の隅にでも　入れておいてくださいませ。では。

2007年01月07日
☆★昨日の続き★☆

みなさん、今話題の映画、「武士の一分」　ご覧になりましたか？私は、公開早々みました。公開前から、マスコミ等の影響でとても話題になっていたので、その期待どおりか、どうかなぁ～　　とも思いましたが、予想以上にその内容に満足しました。純粋に、とても感動的に　日本人の美しい心がえがかれていて、素直に　心にひびいていてくる内容でした。役者、木村拓也の　いつもは見ることのできない顔、演技からいつもとは　ちょっと違う雰囲気を感じました。迫力いっぱいの演技、やさしい言葉、強弱あって、とてもよかったですよ。そしてさらに、　木村拓也らしい　ユーモア性も時折　垣間見えてそれが　またよかったです。また、その妻役を演じた　檀　れいの演技にはそれは　とてもとても感動いたしました。妻としての生き方、夫を想う心、とても美しかったです。徳平（とくべい）役の　笹野　高史の演技も　彼にしかできない　何ともいえない　いい味がにじみでていました。桃井かおりの演技は、はじめてみましたが、とても　印象深く、彼女らしさが　でていました。とてもよかったです。途中、おっかしくて　何度も笑ってしまいました。まだ観てない方、ぜひ一度　「武士の一分」をごらんください。映画館で！たぶん、予想をうらぎらないと思いますよ。今月、おすすめの一作です。さて、話は　ガラリと変わって、昨日、避妊と去勢の問題につて　取り上げました。その後、たった一日で　いろんな方から書き込みをいただき、とてもうれしかったです。とても内容の濃い意見が聞けたので、私自身も　とても勉強になりました。そして、そんな今日も、避妊の手術が１つ（わんこ）去勢の手術が２つ（わんこと、にゃんこ）ありました。多くの動物病院で施される手術のうちの大半が、動物の避妊や去勢手術です。飼い主さん側の意識の中にも「しなければ！」「しないと、将来　病気になる！」という思いが　比較的強くあるようです。お話をしていると　そのように感じることがあります。もちろん、手術で取ってしまえば、そこが病気になることはなくなります。ですから、病気を防ぐために　手術をする、というのは　ちゃんとした　その方の理由になります。いろんな価値観、倫理観をもって人は生きています。いろんな方の意見が聞けて、とても勉強になりました。書き込みくださった方、どうもありがとうございました。そして、いつも　どうもありがとうございます。

2007年01月06日
☆★【飼い主の責任】　と　【飼い主の都合】★☆

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今日、診察をしていて　こんな質問をうけました。「せんせぇー　　今日、動物愛護センターから電話があって、　用件を聞いて　困ってます。　近所からの通報で、私のところの犬がワンワンうるさいっていってるらしいんです。　何か　そういう手術はないですか。」かわいいシェルティーを連れた方でした。そういう手術とは、つまりは　声帯を除去する手術のこと。ワンワン吠えても　声が出なくなります。こうした声帯除去については賛否両論、　する・しないには、意見が分かれるところです。ペットとして、住宅の隣接するところで飼うことによる近所からの視線があるのは当然です。自分はいいけども、近所の人が・・・・・という意見も少なくありません。鳴き声の苦情は、主に外飼いのわんちゃんに多いように感じます。近所から　こうした苦情を言われることによって飼い主さん自身がストレスもうけます。そして、どうにもならなくなり、手術をする、といった具合です。少なからず、飼い主としての近所への配慮は必要になりますが、鳴き声、大きな吠え声の問題に関してはしつけでは　どうにもならないこともあります。しかし、だからといって　声帯除去手術をするのも　かわいそう・・・・・やっぱり、かわいそう・・・・・そういって、実際に手術を希望される方は　ほとんどいないのが現状です。声帯除去に関してもそうですが、もっと身近なところの話を例にあげるとすると、避妊・去勢手術があります。避妊や去勢手術についてもそれをペットに施すことは、飼い主としての責任だともいわれていますが、ちょっと見方を変えれば、それは　たんに、　飼い主側の都合に過ぎません。私自身、まだ　獣医になりたてのころは、（まだ　つい最近のことですが）ペットへの避妊・去勢を　すすめていたほうです。将来、病気にならないためにも　避妊・去勢をしましょう。将来、めんどうがみれない子供たちを増やさないためにも手術をしましょう。理由としては、こんなことを口にしていました。でも、これは　あくまでも　獣医師としての立場で。実際のところ、だからといって　自分のとこで飼っているチワワたちを手術しているかといったら　誰ひとり　避妊も去勢も施していません。その理由は、ただ単に、自分の子に　自分でメスを入れることに抵抗があるからでもありますが、なんとなく　かわいそうだなぁ～、、、、、そう思うからです。「せんせぇー、　うちの子、避妊させたほうがいいですかぁ～」「せんせぇー、　今のうち　去勢しといたほうが　病気になりませんよねぇー」しばしば、こんな質問をうけます。そして、その度ごとに考えます。どっちが　いいのか。。。獣医師だったら、日本全国、こんな質問は　うけてあたりまえ。しょっちゅうだと思います。教科書的にいえば、「したほうがいい」が答えになるのでしょうが、最近とくに思うのは、本当は　どっちがいいのかなぁ～　ってこと。さきほどもいったように、ペットの健康のことを考慮するなら、「避妊・去勢」は、飼い主としての　責任だと思うのですが、でも、それは、見方を変えれば　人間の勝手な都合でもあるわけですよね。健康体から、子宮も卵巣も　精巣も　ぜーーーんぶ　とっちゃう。女の子でも男の子でもなくなり、ホルモン作用もなくなるのって、　いったい　どうなんでしょうね。人間じゃ、とても考えられないことだけど。「う～ん。考えれば、考えるほど難しい。。。」結論として、今は、　　無理に　避妊・去勢をすすめることもなく、また、無理に　とどめることもなく、飼い主さん　それぞれの考えを重要視して、尊重して、判断するようにしています。もっというなら、家族全員の考えを聞くようにしています。家の主が、「賛成」でも、他の家族の人間が　「反対」であれば、それは　避けたほうがいいでしょう。言うならば、『家族会議』をひらいてもらって、全員の意見を聞いてもらう。それが、一番いいのかなと思っています。獣医師の意見も参考にしていただいていいですが、最後に決めるのは、獣医師だとは　思っていません。やはり、家族だと思います。ペットの避妊・去勢問題については、世間でも　よく問われる問題です。みなさんは　どうお考えでしょうか。

2007年01月05日
【画像あり】☆★初詣★☆

今日は、私の父と母を紹介します毎年のことながら、正月になってもいっこうに実家に帰らない私をみかねて、父、母　そろって　名古屋に来てくれました。そして、せっかくだから３人、プラス　おじゃを連れて初詣に行ってきました。このふたりが　父と母です「どっから来たの？」と言いたくなるような、とても　ケーキの達人、パティシエとは思えない出で立ちの父ですが、田舎の福井人なので　どうぞお許し下さい。父と母。母と私。こうして並んで写真を撮ることも少なくなったのでとても貴重な時間でした。父は珍しい黒鳥を　口笛を吹いて呼び寄せ。母は、その隣でえさ（パン）をあげ。おじゃは、地面に落ちたパンのおこぼれを拾い。みんなで　お参り。今年の健康と安全をお祈りしました。時間もあまりなかったのですぐに　お参りだけして帰ることとなりましたが、久しぶりの　家族そろってのお出かけとなりました。哀愁ただよう背中です。何かを感じさせる背中だったので、思わず　後ろから　こっそり写真を撮ってました。貴重な時間を割いて　きてくれました。私自身、まったく実家に帰っていないのと、家も遠いことからなかなか、というか、ほとんど顔を合わせない親子ですが久しぶりに顔をみると、やっぱりほっとするものですね。しゃべり方ひとつにしても方言、なまり、自然とうつってしまいます。そこに、懐かしささえ感じます。実家を離れてから、約１０年になりますが、今も昔と変わらないふたりでした。でも、歳をとったなぁ～と　　顔を見るたびに感じます。それなりに、自分も歳を重ねている証拠だと思いますが、たまーに、久しぶりに、相手の姿をみると白髪が増えたり、しわが増えたり、また　老けたなぁ～　なんて思うことがあります。いつになったら親孝行らしいこと、いつになったら　親離れできるものかと思っていますが、いつ、どんな形で、どんな風にそれが実行できるか、ただ今　模索中です。「健康でいること」それが一番なのでしょうが。私は　ふたりの健康をお祈りして帰りました。

2007年01月04日
【今年も】☆★がんばります★☆

あけまして、おめでとうございますみなさん、お正月はいかがお過ごしでしょうか。連日、とてもいいお天気なので　どこか遠出をしているかたも多いのではないでしょうか。サンカムには、ホテルのわんちゃん・ねこちゃんたちがおかあさんの帰りを待って　お留守番をしています。毎年のことですが、普段　お泊りをしたことのないペットたちもなかには集まるため、人ごとながら、犬ごとながらなんだか　可愛そうになってきてしまいます。でも、お迎えのときの　動物たちの喜びようといったらそれはもう。。。とっても幸せそうな顔をします。飼い主さんもわんちゃんも　満面の笑みで　お互いを迎えます。やはり　家族ですね昨年のちょうど今頃、私は　変な、訳の分からぬ病気におかされ、元旦からの１０日間、ずっと寝込んでいたことが　なつかしいです。↓顔や手に訳の分からぬものがでてきて、（↑昨年のブログで使った写真です。なつかしいですね。）「もう、だめだぁ～」とうなされていた昨年のちょうど今頃。「今年は、気をつけてね。」といろんな人から言われ、気をつけるといっても　何を気をつけるのか具体的なものがないまま年があけ、お正月をむかえ、今のとこ、全く　問題ないです。大丈夫です。ほっと一安心です。今年も一年、どんな年になるのか、、、、、どんな年にしようか、、、、、まだまだやりたい事、やらないとけない事はいっぱいあり、考えています。また今年もいろんな人に出会い、いろんなことを学び、自分なりに　自分のペースで成長できるよう努力してまいります。どうぞ　今年も一年、よろしくお願いたします。

2007年01月03日

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