【画像あり】☆★花、一輪でもいいから たむけてほしい★☆
また見つけた。運転していたら、前を走る車が次々と横によけて走る。何かあるのかなと思いながら、後ろを走っていて、直前の車が横へよけたとき、突然 目に入りました。「あっ」と思って、ブレーキを踏みましたが、急にとまることもできず、自分も同じように 横へよけて進みました。しばらくまっすぐに車を走らせたところで、車をUターンさせ、またしばらくまっすぐに進んだところで 再度Uターンしました。もう一度、同じ場所を。今度は、ゆっくりと 路面をよく見ながら車を走らせました。やっぱりそうやった。間違いなかった。車にはねられた猫ちゃんやった。かわいそうに。。。体はしっかりとした体格で、四肢もしっかりとしてたけど、頭が半分なかった。ハザードランプをつけ、後ろからくる車にはねられないように、倒れている猫ちゃんの近くに車を停めました。急いで車を降りて、猫ちゃんを拾いました。タオルにくるんで抱っこしたら、じわ~っと 猫ちゃんの体温が伝わってきました。まだ あったかかった。はねられたばっかりやったんかな。「痛かったなぁ」「つらかったなぁ」「もう大丈夫やでね。」「もういいよ。ゆっくり休みね。」そう声をかけて、車に乗せて帰りました。あとちょっと。あとほんのちょっとの差で よけられただろうに。。。ずっと前にもこのブログで呼びかけたことがあるよね。見つけたら、拾ってあげてほしい。「それは 気持ち悪いから無理」「え~汚いし」みんなそう言う。いい返事は返ってこないことが多い。でも、目の前で血を流して倒れている子が自分のお家のわんちゃん、ねこちゃんだったら、どうだろう。想像してみて。あわてて、無我夢中で拾うよね。もう無理だと思ってても、とりあえず 手をさしのべるよね。姿、形が違うだけで生き物であることに変わりはない。大好きなわんこ、にゃんこに 変わりないはず。「私、動物好きなんです。」もし、そういう気持ちが少しでもあったら、勇気を出して、手をさしのべてあげてね。誰かが助けてあげないと、どんどん車に引かれちゃうから。次々に、車の下敷きになって、今よりも もっともっとかわいそうな状態になっちゃうから。猫が悪いんじゃない。この猫ちゃん自身、とってもびっくりしたと思う。痛かったと思う。一瞬の出来事で、なんの心の準備もなかったと思う。人間の車社会。外で暮らす猫ちゃんには危険がいっぱいだよね。しっかし、多いなぁ。一年間に、何例 見るだろう。車運転してると、年に数例、必ず見る。多いなぁ。猫ちゃんにとっては、車は鉄の塊。凶器だね。死亡事故が多い。日本人は拾わないなぁ。むしろ、拾ってると、まるで自分がその子を車ではねたかのように周りを通る人がじろじろ見てくる。そんな雰囲気の視線を感じる。なんで猫ひろってるんだ?何やってんだ、あいつ?拾うほうがおかしいような、そんなちょっと冷たい視線を感じることがある。拾っている様子を見て、手伝おうと 手を貸してくださる方は まずいない。日本人って、そんなクセがある。ちょっと心細いときもある。。。でも、動物が好きだから、拾ってあげたい。ひかれ続けて、もうこれ以上、ぐちゃぐちゃにならないうちに助けてあげたい。路上でポツンっと ただひとり横たわっている猫。その姿を見て いつも思う。痛かったやろうな、って。早く助けて欲しかったやろうな、って。最後は、誰かに気付いて欲しいだろうな、って。仮に、役場に電話して 拾いに来てもらえるのは数時間後。まして、夜だったら、次の日まで来てもらえない。夏場だったら、待っている間に どんどん腐敗してしまう。虫やカラスも寄ってくる。見つけたら、勇気を出して 助けてあげてほしい。最後、精一杯の愛で 手を出してあげてほしい。自分の家で飼っているペットと同じような目で見てあげてほしい。同じ動物なんだから。最後くらい、手をあわせて、供養してあげてほしい。花、一輪でもいいから たむけてあげてほしい。もしも、その子が首輪をしていたら。もしも、その首輪に連絡先が書いてあったら。すぐに知らせてあげてほしい。最後は、ちゃんとお家に帰らせてあげてほしい。もし息をしていたら、病院に連れて行ってあげてほしい。猫が外を歩くには とても住みにくい社会になりました。はねた人間ではなく、そこを歩いていた猫が悪いと言われる時代になりました。どっちが良くて、どっちが悪いという議論は難しい。動物と人、共に仲良く、豊かに 共存できる社会が望ましい。すべての人に、とまでは言わない。せめて、動物を飼っている私たち、動物と暮らしている人たちだけでもいいから、動物と生活を共にする自分たちのマナーとして、路上で倒れている犬や猫をみたら助けてあげて欲しい。もう亡くなっていると分かっていても手をさしのべて供養してあげてほしい。