みゅーちゃんから学ぶこと
院内のミューちゃんが卵を産みました。初産卵です。人間よりも大きな鳥。その正体は、エミューです。でっかい鳥を見つけてみなさんびっくりされますが、あれは、ダチョウですか?クジャクですか?あれ、なんですか?と聞かれること多々ですが、答えは、エミューです。ダチョウというとみなさん、パッとイメージが湧きやすいようですが、エミューは、世界で2番目に大きい鳥。そのため、世界で一番大きい鳥である有名どころのダチョウの裏に隠れた存在で、微妙な地位に位置する動物ですが、実は、実は、その生態は、最も恐竜に近い動物といわれるくらいたくましく、たくさんの不思議と謎につつまれた生き物です。みゅーちゃんももともとは院内で、卵が孵化してこの世に誕生しました。そのみゅーちゃんがおとなになり、3歳にしてはじめて卵を産みました。エミューのオスメスの区別は見た目では判断できません。おとなになってからの独特の鳴き声や産卵の有無からオスメスが分かります。もともと鳴き声からうちのみゅーちゃんは、メスだろうと予想ついていましたが、卵を産んだことでメスであることが決定付けられました。みゅーちゃんは、おんなのこ。ちなみに、エミューの卵とダチョウの卵を並べて比べてみました。緑色がエミューの卵。白色がダチョウの卵。こうして並べて比べてみるとダチョウのほうがもっともっと大きいことが分かります。卵が大きいということは生体も大きくなります。みゅーちゃんでも鳥でありながら、とても大きい体をしているなと感じますが、ダチョウは、これ以上にもっともっと大きい動物であることが分かります。エミューの卵は、ニワトリの卵の10個分、ダチョウの卵は、ニワトリの卵の30個分に相当します。それが分かるとダチョウって、はるかに大きい動物なんですね。