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![]() エミューの皮膚がめくれた部分。 ずいぶんと大胆にバカっと皮膚がめくれ、 皮下組織が露出しています。 ![]() ![]() ポタポタと 血も垂れているため、 止血処置して、 すぐに縫合しました。 皮下組織をあわせ、 口内に傷が到達していないか確認します。 皮膚をよせて、 くっつけます。 ![]() ![]() 何事もなければ、 2週間程で抜糸できればOKです。 ![]() エミューをはじめ、 鳥さんたちは、 とても薄い皮膚をしています。 何かの衝撃で バサッと皮膚が裂けめくれることがあり得ます。 それが体幹だと 自分のくちばしでいじって、 傷口の状態をよりを悪化させることもあります。 中でも エミューのような大型鳥類は、 動きがとても力強く、激しいため、 裂傷がたまにあります。 これは、 エミューあるあるかもしれません。 皮膚が裂けたとき、 それは、 人間も動物たちも同じで、 できるだけ早いうちに、 できるだけキレイな状態で、 縫合してあげるほうが 傷の治りがはやいです。 時間が経って カピカピに乾いてしまった皮膚や 雑菌に汚染された皮下組織の状態では、 その後の治りが悪いです。 皮膚がめくれたら、 早めに縫合。 これ大事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年10月04日 13時48分31秒
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