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2012年05月01日
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カテゴリ:日本ワイン
  • ドメーヌ・タカヒコ ヨイチノボリ・キュムラ・ピノ・ノワール2009

先日のスペシャル国産ワイン会のワイン、ここからは赤ワインです。今回は北海道のピノ・ノワール。
ヨイチノボリ・キュムラ・ピノ・ノワール2009。ドメーヌ・タカヒコは、北海道余市町登地区の生産者です。長野の小布施ワイナリーをされている曽我氏の弟である貴彦氏が営んでいます。ピノ・ノワール種を中心に、余市のブドウの素晴らしさを感じ始められたそうで、醸造施設はまだ無く、ブドウも100%自社産とは行かないようですが、余市のブドウの魅力を発信しようと、「タカヒコ・ソガ」の名前で幾つかのワインをリリースしています。因みに、このワインもタカヒコ・ソガブランドとなります。
価格は3885円ですが既に売り切れ。新しい2010年ものも楽天内では完売のようです。

は明るいルビー…ですがはっきりと濁りがあります。

香りは、最初の段階ではイチゴキャンディっぽさや茹で小豆、それに少々のドライトマトといったものが感じられ、マスカット・ベーリーAのようです。その後、徐々にドライベリーや赤ベリー、土っぽさといったものが感じられるようになりました。また、さらなる時間経過で、タイムやローズマリーの乾燥ハーブ、さくらんぼ、キノコ、下草、クリームっぽさ、さらには少々の上等な桐箪笥のようなニュアンスも出てきました。

味わいは極めて繊細。果実味の印象はほぼ無く、明るく強い酸がメインです。渋味は後口にかけて軽く残り、強い旨味とのバランスを取っています。ボディは透明感のあるライトで、塩気や収斂味、ミネラル感のおかげでシャープな印象を受けます。

会では、鴨と大根のラグー、オレンジ風味のフジッリのタイミングで飲みました。オレンジにはやや押し負ける部分が有りましたが、鴨の旨味やパスタの食感とはいい相性でした。やはり、鴨はピノ・ノワールのいい相棒なようです。
そんなわけで、他に合わせるなら、やはり鴨など鳥肉でしょうね。それも、鴨鍋やつくねなどの和食系との相性が良さそうです。或いは、よりシンプルに焼き鳥やローストなどの調理法もいいかもしれません。

タイトな印象で、北の産地を思わせるワインでした。また、香りの複雑は、世界中のピノ・ノワールの中でもかなりブルゴーニュ的だったように思います。

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最終更新日  2012年05月05日 17時05分05秒
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