テーマ:2012年の今年の1本(2)
カテゴリ:今年のワイン、この1本!
今年もいよいよ終わりですね。ということで、個の時期恒例の今年の1本を、例年のごとく赤、白、ベストマリアージュの3部門で発表させていただきたいと思います。
なお、スパークリングに関しましては、ことしを振り返ってみますと、そもそもあまり数を飲んでおらず、これだ!という銘柄を直ぐには思い出せませんでしたので、残念ながら該当なしということにしたいと思います。。。 先ずは白。2012年は個人的に白ワインを飲んだ数が多く、悩みましたが、やはり一番驚かせてくれたのはシャスールのカザー・シャルドネ・ロシアンリヴァー・ヴァレー2008です。 カリフォルニアらしいフルーティさや香りの華やかさがありながら、酸やミネラルのあるタイトさも見せてくれましたし、何よりこの香味のバランスでお寿司によくあってしまうというのがとにかくびっくりでした。このシャスール、評価の高いワイナリーですが価格もまだ手頃な方ですし、カリフォルニアワインの楽しさを思い出させてくれる1本になりました。 残念ながら楽天内では全て売り切れ。生産量の少なさが玉に瑕です。ピノやロゼはまだ見かけますが、ロゼ(ヴァン・グリ)も面白いワインです。 続いては赤。こちらは速攻で決まりました。ジビエと日本酒とワインの会で飲みましたシャトー・デ・トゥール ヴァケラス・レゼルヴ2001も一瞬頭をよぎりましたが、ここはやはり仲村わいん工房 大阪メルロー粒間引き2001しかありえないでしょう。複雑な香り、エキス分がありながらもなめらかな口あたりと見事な完成度でした。正直、国産メルローの一つの極致であったとさえ思います。もうこの粒間引きは作られておらず、二度と口に出来そうにないのが残念なところです。 楽天内でも当然扱いは無し。ラベルの写真は上記リンク先の私の記事よりご確認ください、 さて、ベストマリアージュ大賞ですが…これが一番悩んだかもしれません。最近行いましたワイン会でも、ジビエの会、ゲミシュター・サッツの会両方でいいものがありましたし、ワイン会以外でもいいものを発見できました。 で、結局どれが一番だったかといいますと…ジビエの会で頂きました雷鳥とフォアグラのパイ包みとココファームさんの甘口赤、マタヤローネの組み合わせを挙げたいと思います。 これは、甘味とソースやフォアグラのコク、赤ワインのタンニン部分と雷鳥の鉄っぽさ、そしてそれらすべてが一体となるフレンチ的マリアージュの真髄を感じさせてくれるものでした(ワインは国産ですが^^;)。 赤の甘口、面白いです。 とりあえず、今年はスパークリングを飲む量が少なかったので、来年はもうちょっと飲みたいところです。日本ワイン検定1級を受験しましたが、日本の泡も興味深いものが多くありますので、そのへんから攻めてみたいところ^^ 今年は、フロマジュリー・ピノ岡山店さんで満月ロゼワインバーと題して一日ワインバーをさせて頂いたり、利酒師の市田さんとご一緒させていただき日本酒とワインの会をさせていただいたりとちょっと動きのある年となりました。このイベントは来年も継続していければと考えております。 来年は、これらのイベントに加えてほかにも色々やってみたいなと。岡山でというのはもちろん、他の土地でも何かやってみたいですね~^^ また、岡山の蒜山ワイナリーさんや栃木のココファームさん、山梨のメルシャンさんや奥野田さん、シャトレーゼさんとワイナリーにお邪魔することもできました。 来年も、様々なワイナリーにお邪魔させていただきたいところですし、収穫祭などワイナリーが催されるイベントにも是非行ってみたいです! 2013年、楽しい年にしたいところ。それでは、来年もよろしくお願いいたします! にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事を チェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月28日 00時37分27秒
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