テーマ:ワイン大好き!(31185)
カテゴリ:ワイナリーへ行って来ました
昨年から、サントリーさんのブロガーイベントに参加させて頂いておりますが、今年は特に日本ワインに力を入れる1年にされたいという事で、前々回、前回とサントリーさんの日本ワインを頂くことが出来ました。
そして今回、ついに山梨県甲斐市にありますサントリー登美の丘ワイナリーさんへ見学にお邪魔させて頂けることとなりました! ワイナリーへは甲府からバスで30分程度。実は、1月から3月末までは休館しているそうです。開館期には、土日祝のみですが甲府駅から路線バスも出ているそうです。 バスではかなりの登り道でした。なんと、ワイナリー内には細い山道になっておりスイッチバックがある場所も!標高は450m、畑の高い場所によっては600mになるそうで、甲府駅周辺からはかなり登ることになりますね。 ということで、富士山が綺麗に見えました。 ワイナリー長の渡辺さんやスタッフの方と合流後、再びバスで畑へ。ワイナリーからはさらに登ります。 畑は、尾根に沿ったものとなっておりその斜面を利用して水はけをよくしているそうです。尾根の斜度の強いところは当然水はけが一番いい、ということでカベルネ・ソーヴィニヨンの畑となっており、次に水はけのいいところにメルローやプティ・ヴェルド、そしてその他のところにシャルドネといった栽培となっているそうです。 やはり、赤系ブドウは水はけかなり重要なようです。特に、カベルネ・ソーヴィニヨンは大変なようですね。色々ワイナリーお邪魔させて頂きましたが、どこもこの品種には苦労されているようです。 土壌は、近くの黒富士由来の火山性シルト。これが中々難儀な土壌だそうで、水はけは悪いが保水性もよくないとの事。 そこで、実践されているのが草生栽培。サスティナブル農法による環境負荷削減という意味も勿論ありますが、草があることで土の流出防止を図り、加えて草とブドウの水の取り合いが起こることで水はけの悪さをカバー、その一方で草の根の保水性にも期待が出来るとのこと。非常に重要な農法となっているようです。 ただ、降雨量自体は年間1100mm程度と国内でもかなり少ない方になります。また、ボルドー平均さえ凌ぐ年間日照時間の長さと、昼夜で10度に上る寒暖差があり、ブドウ栽培の環境としてはやはり適したものではあるようです。 畑の樹齢は様々。3年程度のものもありますが、その特性を生かし、ブレンドに用いるなどワインとしているそうです。要はタイミング次第との事。 畑では、渡辺ワイナリー長が丁寧にご説明下さいました。こちらは誘引について。ブドウの先は、剪定後という事で濡れていました。ぼちぼち木の目覚める時期だそうです。 メルローの畑。登美になるものだったかと思います。奥に見えるのは麓の街並み。やはり斜度・標高の高さがありますね。因みに、やっぱりイノシシやシカの食害には悩まされているそう。 畑を後にし、次は醸造施設へ向かったのでした。ということで、続きます。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月27日 23時20分52秒
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