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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年10月13日
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カテゴリ:チリワイン
  • KIMG1407.JPG

先日のシャルドネ飲み比べ会で飲んだシャルドネもこれで最後。ちょっといいチリのものになります。
アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ2010。生産者はヴィーニャ・エラスリスです。新世界チリにおいて、1870年創業という歴史のある造り手になります。メジャー産地のセントラルヴァレーではなく、より海に近く、寒流がもたらす冷涼な気候の影響を受けやすいアコンカグアに早くから目をつけブドウを植えました。今ではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心にチリを代表する産地の一つとなったアコンカグアですが、畑の殆どをこのエラスリスが独占所有しているという状況です。本ワインは、そんなエラスリスが野生酵母での醸造に初めて挑戦した銘柄になります。
価格は、大体3400円前後位。

は青みがかった黄色。思ったほど濃い色合いではありませんでしたが、他の3種よりはしっかり出ています。

香りは流石チリのシャルドネといった所で、ハチミツっぽさや、土、根菜といったニュアンスがあり、さらには熟成の影響かクレームブリュレないしカラメルのような濃く深い要素も。ナッツやクリームの雰囲気も勿論で、さらに、完熟リンゴやトロピカルフルーツ、それに、柑橘でもオレンジやキンカンといった濃さのあるものを感じられます。その他、ベッコウアメやハーブ、黄色い花っぽさ等も。

味わいは、やはり流石チリというべきか、果実味のアタックがしっかりあります。後口にかけてまでずっと支配的な要素ですね。そこに、明るい酸が柔らかく入るといった所。ボディはミディアムフル程度で、意外に柔らかな差と丸さを感じる口当たりです。全体的に、ジューシーな印象なのは確か。

会では、それこそどのチーズにも行けました。セミハード系とは、果実味と旨み+塩気の対比を楽しめますし、クリーミーなタイプとは、果実味とクリーム感が合いまったまろやかさを楽しめます。加えて、今回のブッラータは白トリュフ風味だったのですが、その香りとも結構いい相性。また、ブルーチーズを相手にしてもインパクト負けせず、ブルーの強い旨みに対し、ワインの果実味が馴染んでくれました。
これに合わせるなら、手堅くいくなら肉でしょうか。焼き鳥やロースト、フライドチキン、若しくは豚肉系でゴマダレの冷しゃぶ、そしてもちろんローストポークなどもいいでしょう。ただ、味の濃い瀬戸内の魚介でしたら、このワイン位なら十分受け止めてくれるとも思います。

6年の熟成でどうなっているかなと思いましたが、果実味の力十分の、やはりチリらしいシャルドネでした。落ち着いた雰囲気になるには、もっと寝かせてもいいのでしょうね。ただ、今位の、華やかさの中に少し熟成の雰囲気も見える、くらいが楽しくていいかなとも思います。


やはり、楽天内には2014と若いヴィンテージしかありませんね。ただ、ここは3197円とかなりお安め。

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最終更新日  2016年10月14日 00時12分47秒
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