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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年03月13日
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カテゴリ:泡モノ!

今回はシャンパーニュです。アンボネイのピノ・ノワール多めのものになります。
ブリュット・グラン・クリュ・キュヴェN。生産者スコンデ・シモンは1866年創業。アンボネイの地に6ヘクタールの畑を所有しており、全てグランクリュです。年間生産本数は15000本だそうで、6ヘクタールの畑にしては少ないですが、目の届く範囲でということだそう。1996年には、シャンパーニュ地方のリュット・レゾネ実践団体にアンボネイの生産者として初めて加盟。化学肥料や殺虫剤は一切不使用です。
セパージュは、ピノ・ノワールが3分の2、残りはシャルドネ。価格は、写真のお店で5940円。

は薄い黄色。ツヤ感はありますが、大分薄い方かなと。
は、量は程々ながら勢いは大人しいので柔らかい印象です。

香りはハチミツや花の蜜、それに若干のベッコウアメっぽさといったニュアンスが優位。シャンパーニュらしいブリオッシュ的な要素もありますが、そこまで強く主張するわけではありません。そこに、ミカンやオレンジ、若干のレモンといった柑橘や、リンゴ、軽い焼きリンゴ、洋ナシといったフルーティさが加わります。その他、若干の白い花やミネラル、微かなヨードっぽさ等があったでしょうか。

味わいは、香りに似合ったフルーティなもの。果実味のアタックがしっかりあり、酸はしっとり系でそのアタックの下からじわじわと染み出てくるような感覚。ボディはミディアムライトくらいで、滑らかさに加え、ハリや透明感、それに少々の硬質感を感じさせるようなものでした。

今回は、時々いただくパプリカの入った鶏のテリーヌ(岡山市中心部にありますトリオ倶楽部さんのものです)をつまんだ程度でしたが、相性としては完璧。
ワインの泡とテリーヌのふわっとした質感の相性が良く、味わいでも鶏の塩気、旨み、さらにパプリカの甘みといったものに、ワインの果実味を軸とした味わいがよく馴染みます。加えて、香りの面でも、特にパプリカがあるおかげでしょうが、ワインのフルーティさが噛み合いを見せてくれました。
このシャンパーニュなら、グジェール辺りをつまみにじっくり頂くというのもよさそうですし、旨みに合わせつつ香ばしさを引き出せそうという事で、魚のパイ系の料理なども面白いかもしれません。

フルーティな味わいと香りで親しみやすさがありますが、口当たりに見せる硬質さにはただフレンドリーなだけではないシリアスな部分も感じられました。

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最終更新日  2017年03月13日 22時18分28秒
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