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ワインヲタ入門生のチラシの裏

2017年03月20日
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カテゴリ:ワイン会
ワイン会と言いますと、やはりフレンチやイタリアンでやることが多く、また、特に日本ワインやドイツ&オーストリーワインを飲むなら、和食店やお寿司屋さんでの開催という事も多くなったかなと思います。加えて、最近私は中華料理店もよく利用させて頂いています。

ただ、他にもちょっと新しいジャンルを開拓したい、というのがありました。また岡山ではパクチーの生産が盛んで、岡山パクチー略して岡パクとして今ブランド化に力を入れています。昨年はぐるなび主催の今年の一皿にパクチー料理が選ばれ、岡山の生産者が表彰を受けたりもしています。

そんなわけで、パクチーも頂ける今までとは違うジャンルのお店、タイ料理店でワイン会を行いました!ワインのテーマも「タイ料理に合いそうなもの」ということで、今回は料理がメインの会となりましたが、いい相性のワインを見つけられました^^

飲んだワインは以下の5種類です。メモを取れておりませんので、今回はここでのご紹介に止めたいと思います。

1、キンタ・ダ・ラパ レゼルヴァ・ブリュット・ナチューレ
こちらはポルトガルの泡です。キンタ・ダ・ラパはリスボンの北部、テージョ地方に1733年に設立された、同地域最古のワイナリーの一つ。石灰や粘土の土壌を持つ高地にあり、寒暖差の大きさや日照量の多さもあります。

セパージュはアリントという地場品種100%。白い花や柑橘、リンゴ、ハーブっぽさといった香りの他、杏仁豆腐のようなニュアンスも感じられたのが印象的でした。
味わいもブリュット・ナチューレという事でキッチリ辛口。ただ、柔らかさのあるものではあります。シャンパン方式という事で、流石に泡の肌理は細かく、持続力も結構ありました。

会では、前菜の春雨サラダ、生春巻き、エビパン盛り合わせと、トムヤムクンのところで飲みましたがどれとも好相性。特に、エビパンの香ばしさやエビの旨み、さらにパンのカリッとした食感とエビのプリプリ感に対し、ワインの旨みや質感、それに泡の刺激がよく合いました。また、パクチーとも香りの面で、杏仁豆腐っぽさとの引き合いが見られ、ここは狙い通りだったなと^^
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2、
ビルギット・ヴィーダーシュタイン プリマドンナ・ゲルバー・ムスカテラー2015
続いてはオーストリーの白。以前から、東南アジア系の料理とゲルバー・ムスカテラーを合わせたいという考えがありまして、今回それを実行した次第です。
オーストリーのカルヌントゥムという地域のワイナリーで、現在のビルギット氏、その母、祖母と女性3代でのブドウ作りを行っているそうです。ここのワインは、オーストリーワイン大使の方が現地で気に入られ、輸入に至ったというワインです。ゲルバー・ムスカテラーはその名の通りマスカット系の品種。

色は薄い黄色で、香りはマスカットやライチ、黄色い果実や花、少々の紅茶やスパイス、柑橘といった華やかなもの。ただ、味わいは優しい果実味があるもののキッチリ辛口で明るい酸もあります。ボディはライトながらライトなりの収斂味もあり、滑らかでクリアーな口当たりでした。

スパークリングと同じタイミングで飲みましたが、これもやっぱりパクチーにバッチリ。その青い香りとワインの華やかさが自然に馴染みます。また、生春巻きのスイートチリソースの甘みにも、香りの面で嵌りますし、春雨サラダの海老ともバッチリ。また、トムヤムクンの香りや酸と辛み、旨みのある味わいに対して、ワインの果実味や酸のバランス感、そしてやっぱり香りの相性が良かったのも興味深かったです。
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3、シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ2011

今回のスペシャルアイテムの一つです。6年の熟成を経た、皮ごと醸し発酵を行ったメルシャンの甲州になります。中々バックヴィンテージを見かけるワインではないかと思いますが、醸しによる力強さを考えるとエイジングさせてみたいというのは常々考えていました。今回、なんとバックヴィンテージのワインを入手できたというのも、この会を企画した動機の一つです。

色は…灰色やオレンジを通り越してもはや夕焼け色と言っていいレベル。香りは、若い頃のオイリーさ等が落ち着き、紅茶、マジパン、軽いビスケット?のような香ばしさ、微かなカラメル、コショウ系のスパイスが少々に、リンゴや洋ナシ、それに若干のチェリーやママレード?などのフルーツが少し見えるといったようなところ。味わいは、柔らかく滑らかなミディアムで、柔らかさと凝縮感が共存する心地よい口当たりと柔らかい果実味が印象的でした。

会では、タイ風焼き鳥ガイヤーンをお出し頂いたタイミングで開けました。また、トムヤムクンも少し残っていたのでそちらとも合わせています。
ガイヤーンとの相性は間違いなし。鶏の旨みや脂感に、ワインの凝縮感や優しい果実味がバッチリ馴染みますし、添えてあった味噌ベースのソース?のコクや塩気を加えてやるとさらにぐっと良くなりますね。また、添えてあるパクチーやライムと共に頂くと、ワインの中のフレッシュさ、爽やかさが引き出される感じで、まだ結構若いんだなと感じさせてくれました。

  • KIMG2020.JPG





凄い色合いでした。


4、
カルロ・タンガネッリ アナトリーノ・トスカーナ・ビアンコ2015
続いてもオレンジワインです。イタリア・トスカーナのものになります。
タンガネッリはカスティリオン・フィオレンティーノという土地のワイナリーで、近年シラーで有名になった土地だそうですが、タンガネッリはトレッビアーノを中心とした伝統品種の栽培を守り続けています。トレッビアーノは完熟させマセラシオン=醸し発酵をしてこそと考えそれを実践しています。自然酵母による発酵を行うなど自然派な作り手でもあります。

色は、最初は黄色が濃いという印象でしたが、徐々にオレンジカラーに変化していきました。香りも、最初はナッツっぽさや軽いシェリーっぽさ、そこに少々の黄色いフルーツを感じるといった程度だったのが、時間と共にモモや洋ナシ、オレンジピール、キンカンといったフルーティさが出てきました。軽いスパイス感や乾燥タイムなどのハーブ感も時間経過でよりはっきりしたように思います。味わいは結構優しい雰囲気で、口当たりも柔らかなライトといったところ。果実味、酸ともに柔らかさを感じます。後口には少しの苦味も。

会では、ガイヤーンと、その後に出てきたソフトシェルクラブの揚げ物とカレー(プーパッポン?)のところで飲みました。
ガイヤーンと合わせた際は、開けたてだったこともありまだ要素が完全には出ておらず、肉より野菜のみずみずしさや甘味との相性の方がいいかなという感じでした。その後、開いてきたときには肉が残っていなかったのですが^^;、添えてあった味噌だれとの相性はバッチリ。増してきた果実味やオレンジ系の香りと、味噌の風味やコクがよく合いました。
カニの揚げ物の時には既に開いてきており、カニの味わいや揚げてあることでのコクにも馴染んでくれましたし、特に油感とは、ワインの収斂味や少しの苦味が好相性。カレーも、そこまで辛い!というものではなく風味を楽しめるものでしたので、ワインのハーブっぽさやシェリー系のニュアンスとの噛み合いを見られました。
また、追加で貰ったパクチーをつまみますと、こちらともやっぱり合いますね。パクチーの香りが、青臭さを抑えられつつ、ワインの香りの中に無理なく組み込まれる感じ。
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5、シャトー・メルシャン 山梨ベーリーA2010

こちらも今回のスペシャルアイテムです。上記グリ・ド・グリ甲州に続くシャトー・メルシャンのバックヴィンテージです。ベーリーAと言いますと、若くフレッシュなものを楽しむという事が多いかもしれませんが、造りのしっかりしたものはやはり熟成したものを飲んでみたいところで、この山梨ベーリーAなどはまさにそういったイプのベーリーAの一つでした。

色はまだ黒さもあるガーネット系でした。エッジにはルビーが見え流石に紫はありませんが、割と若さを感じるもの。香りは、イチゴ的なニュアンスもまだ残っていますが落ち着いたものとなっており、他のベリー感と馴染んでいます。キノコやバルサミコ、黒い土、軽いハーブっぽさ等があり、フルーティさを軸に複雑みも感じられるものに。味わいは、果実味が軸ながらこちらも落ち着いたもので、明るい酸と、滑らかながら骨格のあるミディアムボディの飲み口といいバランス感でした。
非常にエレガントなバランスのいいワインで、参加者の方からもベーリーAの印象が変わった!との声が。

会では、カニの揚げ物と、その後のカオマンガイのところで飲みました。
カニとの相性も良好で、カニの濃い味わいと油に対し、ワインのフルーティさと黒さを感じる香りがよく合いましたし、穏やかなタンニンがまた旨みを引き出してくれます。また、カレーの部分も、やはりこの位穏やかなカレーとならばフルーティさが良く馴染んでくれますし、ワインの味を辛みで壊すこともありません。
カオマンガイと意外といい相性。鶏肉に合うのは当然ですが、パクチーとの相性もこれまたよかったです。ベーリーAのイチゴ系のニュアンスが、何やらパクチーの香りと一体感を見せてくれます。そこに、カオマンガイのタレの醤油っぽさやスパイス感が加わってまたいい感じでした。
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タイ料理とのマリアージュ、という点では総じていい相性でした。ここまで合わせやすいとは思いませんでしたね。パクチーは、恐らくより食べやすい岡山パクチーであったという事、また、辛さのある料理でもその程度が優しいものだったという事で、その辺が合わせやすさに大分寄与してくれているとは思いますが、それでも、ものを選べば香りの相性などもバッチリ楽しめるなと。特に、パクチーとベーリーAの組み合わせは、個人的に面白かったところです。
ワインは、どれも特徴がありつつも、親しみやすさがあり、特にゲルバー・ムスカテラーなどはその華やかさが非常に印象的だったようです。
ただ、今回はやはりメルシャンの2本でしょう。グリ・ド・グリの鮮やかな色合い上品な味わいにも驚かされましたし、山梨ベーリーAも非常にきれいな状態で、どちらもコンディションどうかなと思っていましたが、とてもよく、それどころか、いいコンディションならこんな感じかなと想像していたものよりずっとバランスの良さがあるものだったのが、嬉しい誤算でした。

お料理の写真は続きます

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最終更新日  2017年03月22日 23時17分38秒
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