テーマ:ワイン大好き!(30213)
カテゴリ:日本ワイン
先日のサントリーさんのブロガーイベントのワイン、今回から松本での塩尻ワインランチで飲んだものになります。先ずは長野のシャルドネから。 ジャパンプレミアム・信州産シャルドネ2016。この時は塩尻ワイナリーと岩垂原の畑の見学でしたが、実は塩尻では白ワインは作っていません。勿論、このワインの醸造は塩尻ワイナリーで行われていますが、ブドウ自体は今話題の産地の一つである高山村のものが86%、千曲市産のものが14%との事。ということで、名前も「信州産」という表記になっています。2016年は、9月中旬以降曇りや雨が多く、日照量が極端に少なくなってしまったそうです。 価格は、楽天内では2678円程度のようです。 色は少々の青みも感じる薄い黄色。 香りは和梨や洋ナシ、リンゴといったものや、ミカン、レモンといった柑橘のニュアンスがあります。また、柑橘と言いますとレモンピール的なニュアンスの他、柚子胡椒のような雰囲気も微かに感じられたでしょうか。さらに、スパイスっぽさではグリーンペッパーや山椒のような気配もあったような。その他、石灰やバナナ、加えて遠くに軽い土っぽさの気配も。 味わいは果実味がパッとアタックに広がりますが、しっかりした明るい酸がそれと一体感を持って出てくるのでフレッシュかつジューシーな印象でした。ボディはクリアーさもあるライトなもの。しなやかさやハリも感じますが、その辺は9月の天候の影響でしょうか、軽いという感覚は持ちました。 会では、緑の野菜のタイミングでお出し頂きました。 このワインのフレッシュな果実味とフルーティな香りは、まさに野菜にぴったりと言う感じ。中でも、スナップエンドウの青い香りとみずみずしい甘みとはバッチリで、香り、味わい共に一体感を感じられました。 その次のアスパラのところでも飲んでみましたが、アスパラ自体との相性はいいものの、卵黄・トリュフ・ウニの風味にはやはりちょっと負け気味だったでしょうか。 このワインには、やはり野菜、それも根菜の煮もの、などよりは今回のような緑の野菜の素材の味わいを楽しむようなものが相性良さそうです。あとは魚介でしょうか。それも、あまりガッツリしたものではなく、和食など素材重視の繊細な味わいの調理法のものが良さそうです。 ボディ感は軽くはありますが、それでも香りはよく出ていますし、味わいもフレッシュさを楽しめるものでした。この暑い時期に、しっかり冷やして鮎や鱧、あるいはお寿司など頂きながら楽しんだりするにはもってこいなワインかなと思います。 楽天内では、2016の取り扱いは現時点ではまだここだけのようです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月30日 22時51分02秒
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