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ワインヲタ入門生のチラシの裏

2017年09月10日
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カテゴリ:日本ワイン
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今回は貴重な熟成日本ワインです。
シャトー・ルミエール赤1983。生産者ルミエールは、山梨県笛吹市一宮にあるワイナリーで、創業は1885年という古株。歴史あるワイナリーらしく、1901年に作られた旧地下発酵槽は登録有形文化財に指定されています。そんな歴史ある作り手ですが、草生・不耕起は勿論、近年ではビオディナミによるブドウ栽培も実践しています。加えて、栽培品種は甲州等の他、早くからカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった欧州系品種も手がけており、さらにはテンプラニーリョやタナといったものも。因みに、ルミエールと言う名前になったのは1992年からですので、このワインは前身である甲州園名義でのリリースとなっています。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー等。当時からこういった品種を手がけていることが分かりますね。
なお、こちらは、シャトー・ラグランジュセミナーの後エシェ蔵さんにお土産として頂いちゃったものです。いつも本当すみません(^^)

はガーネットですが、30年以上の熟成を経てなお黒さも感じられ、透明度も低めです。ただ、エッジはしっかりレンガ色。

香りは開けて直ぐは黒コショウや茶色いスパイス、麦チョコ、ビャクダンなどの香木っぽさや若干のターリーさといったものが感じられ、その奥に少々のブラックベリーが見えるといった感じ。ただ、時間とともにフルーツ感は増し、ドライアプリコットやオレンジピール、その他ベリーのドライフルーツや干し柿、さらにはプラムやカスタードクリームのベリータルト、微かなレーズンバターのような雰囲気も。その他、腐葉土やナッツ、軽い紅茶の葉といったニュアンスも感じられました。また、干しブドウのような余韻がじんわりと残ります。

味わいは、酸の存在感がキッチリあるのが驚きでした。結構明るさや強さを感じるものです。一方、果実味は流石にこなれ切っており、穏やかに背景に漂うといった所。渋みは、これが中々に元気。流石にタンニンの舌触りとまではいきませんが、アタックから感じられます。あとは、古酒特有の熟成の甘みというべきものも印象に残りました。ボディは、クリアーさのあるライトですが、目の詰まった、という感覚は持ちました。

こういった古酒にも、やっぱり食事を合わせます。
ローストビーフをつまみますと、やはりちょっと肉の味わいが勝る感じに。香りは負けていないのですが…。ローストチキンは、脂の味に圧され気味ではあるものの、中々だったかなと。
ただ、驚きだったのは魚。何の気なしにパック寿司をつまんだのですが、サーモンとの相性は秀逸でした。サーモンの脂や旨みがワインの柔らかな味わいに丁度合いますし、ワインの香りの黒いニュアンスやフルーツ感が、サーモンの香りにこれまたバッチリ。酢飯とも全く喧嘩せず、むしろ甘味をそっと添えてくれるような感じでした。
また、他にも、ブリとの相性も良く、こちらの脂には負けずワインの渋味と相まって旨みを拡げてくれますし、カニとの相性も、その甘味がワインの繊細な果実味に馴染んだりして非常に楽しめました。

熟成により繊細な味わいになりつつも、酸の印象があったり香りの要素が豊かだったりと、勿秋の夜長に単独でじっくり飲むのに最適な、いい熟成をしたワインでした。ただ、こうやってお寿司に合ったりするんですから何があるか分かりませんね。
エシェ蔵さん、いつもありがとうございます!

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最終更新日  2017年09月10日 23時39分15秒
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ぱんだしゅりけんさん

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