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ワインヲタ入門生のチラシの裏

2017年10月08日
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カテゴリ:ワイン会
帰省する際、よくお邪魔させて頂いている鳴門のドイツワインやビールなどの輸入、販売を行っているエルムンドさん。鳴門や、今年出店された徳島そごうなどでよく試飲会などのイベントも開催されています。

そんなエルムンドさんのワインは、他にはない独自輸入のものが非常に多く、そのクオリティも高い事から、一度岡山のワインファンの方々にも飲んで頂ければと考えていました。そして、今回遂に、エルムンドさんのスタッフの方をお招き手のワインインポーターズディナーを開催することが出来ました。
ドイツワインに合わせると言えば和食ですが、エルムンドさんも和食店でのワイン会は良くされておられるようでしたのと、ドイツバルのズッファプローストを経営されてもいることから、今回は岡山のドイツやアルザス料理のお店でやってみることに。と言う事で、会場はグルマンソノワさんでとなりました。

飲んだワインは以下の9種。メモは軽くしか取れていない上、ワインの個別写真も撮れていませんのでここでの紹介に留めたいと思います。

1、ディヒター・トラウム・リースリング・ゼクト
エルムンドさんと言えばこちらのゼクト。懇意にされているSMW社のものですね。楽天内にもあるのは驚き。
クリーミーで優しい泡に、リンゴや黄色い花などのリースリングらしい香りがいっぱい。味わいはトロッケン=辛口ですが、ドサージュもあるのかそれなりに果実味を感じ、フルーティかつジューシーな味わいを楽しめます。

2、オーバーヴィーゼラー・リースリング・トロッケン
以前、試飲会で飲んで個人的に気に入った1リットルボトルのリースリングで、ミッテルライン地方のものになります。昨年にはコスパワイン会でも使わせて頂きました。
今回も、試飲で頂いたものやコスパワイン会で使った2013ヴィンテージ。ということで、ナッツやカラメル、焼きりんごといった甘さと香ばしさを感じるニュアンスが若干のオイリーさと共に感じられ、ミネラリーで優しい果実味と明るい酸のパリッとした味わいとともに非常に快適。

3、ヴェストホーフェナー・ゲヴュルツトラミナー・トロッケン
ラインヘッセンのヴェストホーフェンにあるワイナリーのワインで、有機栽培を行うなど最近ドイツでも少し増えてきている自然派になります。
2011年のゲヴュルツと言う事で、色もしっかり黄色く黄金に近い雰囲気も。香りは、ライチやマスカットがガッツリ薫り、そこに黄色い花やスパイス感が少々といった所。見事に辛口で、果実味は極めて繊細。エキス分を感じる太い印象、しかし、それ居てシャープと言うバランス感でした。

4、ツァイトヴェルトライフ・リースリング・カビネット・ファインヘルプ
1番目のSMWのお孫さんに当たる方が手掛けるやや辛口リースリングです。ファインヘルプとは、ハルプトロッケンくらいのワインによく使われる言葉なのですが「ハルプ=半分」のニュアンスを嫌って最近出てきたようです。
青リンゴにグレープフルーツやミカンなどの各種柑橘、そこに白い花やハーブが加わる香りに、甘さは感じるものの明るく太い酸がビシッと入り、ミネラリーかつ軽快なライトボディな味わいと、まさに「ドイツのリースリング」でイメージされる味わいや香りだったのではないかなと。

5、オーバーヴィーゼラー・ゲヴュルツトラミナー・フルフティヒ
2番目の1リットルリースリングと同じ作り手の、甘口ゲヴュルツになります。間にリースリングが挟まってしまいましたが、辛口と甘口のゲヴュルツ飲み比べとなりました。
香りには、やはりライチ感しっかりありますが、マスカット香というよりもバラの花の雰囲気がよく出ていたでしょうか。また、スパイシーさも3番よりはっきりあったかも。味わいは、甘口と言う事でアタックにきっちり甘さが。酸も勿論あり甘ったるいなどと言う事はありませんが、リースリングの酸よりはやはりまったりしますね。ボディは柔らかなミディアムライト。

6、モーゼル・シュペートブルグンダー・ロゼ
こちらもSMWの手掛けるワインで、モーゼル産シュペートブルグンダー=ピノ・ノワールのロゼワインになります。
味わいは、結構果実味のあるやや辛口な感じです。ただ、勿論酸もありますし、ボディがクリアーで柔らか、清潔感のあるものなのがいいところ。香りは結構驚きで、味わいのイメージ通り赤ベリーのニュアンスがしっかりなのですが、他に軽いスパイス感や下草、土のニュアンスがあり、結構ピノらしいピノを感じさせてくれるものでした。

7、ディヒター・トラウム・シュペートブルグンダー・ゼクト
ディヒター・トラウムのゼクトと言う事で、もちろんSMWのもの。シュペートブルグンダーを使った泡、しかも、しっかり果皮の色が出た赤の泡になります。
色はダークルビーといったところで、暗さはあるものの、透明度もある鮮やかな赤です。泡はリースリングより多い印象ですが、キメはやはり細かいです。香りは赤ベリーの他カラメル的な香ばしく黒いニュアンスとマッシュルームなどのキノコっぽさが印象的でした。味わいは完全なる辛口。果実味は繊細で、酸と旨み、それに後口にかけての渋味が総合的に感じられます。ボディはミディアム位で口当たりも柔らかですが、思いの外グリス、エキス分を感じました。

8、第九ワイン ドルンフェルダー・トロッケン
以前、鳴門での第九合唱会の写真がラベルになっていたシリーズですが、今回から一新、公募で選ばれた地元大学生の方のデザインされたものに変わりました。
ドルンフェルダーらしく、色はばっちり赤黒で、プラムやプルーンを中心とした果実香がしっかりありつつそこに軽いカラメルや茶色いスパイスが加わる感じ。ただ、味わいは甘口のイメージのある品種ですがトロッケンの名の通り辛口。タンニンの印象があり、渋みを感じつつ穏やかな果実や乳酸系の酸があるといったバランスで、ボディはミディアムですが、その分シャープさがあり、より鮮烈に「辛口」を印象付けます。

9、オーバーエンメラー・リースリング・シュペートレーゼ
最後はデザートワインとして、丁度飲み頃というシュペートレーゼを。
ツヤのある黄色の色合いに、ミツ、リンゴ、柑橘、フローラル、それにオイルやミネラルの気配があり、深みのある甘さを感じるアタックと強靭で明るい酸が非常にウェルバランスな、まさに甘口ドイツワインの美しさとはこういうものと教えてくれるようなワインでした。これ本当いいコンディションでした。

いわゆる「ドイツワイン」でイメージされる甘口から、辛口のリースリングやゲヴュルツ、それに、めずらしいシュペートブルグンダーの赤泡など、色々なスタイルのドイツワインを楽しめたのではないかなと思います。ご参加いただいたみなさんも、ドイツワインをこれだけ飲み比べる機会がそもそもあまりないので面白かった、ドイツワインのイメージをあまりお持ちでなかったので、改めて色々楽しめたといったご感想を頂けました。人気があったのは、やはりファインヘルプかなと言う感じでしたが、ゲヴュルツ・トロッケンをその場でご注文された方も多かったようです。

実は結構選択肢はあるものの、意図的に飲む機会を作らないとあまり出会えなかったりするドイツワイン。最近は辛口も多いですし、甘口・やや甘口はなんだかんだいってやっぱり美しいので、是非是非今後も飲んで行っていただければと思いますし、自分でも引き続き飲んでいきたいところです。
エルムンドさん、今回は遠路はるばる本当にありがとうございました!

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ここからはお料理です。アミューズにはコンビーフならぬコン猪をご用意いただきました。猪の肉感はありつつ、やわらかな味わいと旨みを楽しめました。
ゼクトのつまみにもいけましたし、リースリング・トロッケンの香ばしさのあるニュアンスともよく合いました。

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こちらはオードブル。チーズ入りのハムであるシュバイザーハックと鴨のパストラミ、それに今度は正真正銘コンビーフです。
シュバイザ―ハックはチーズの旨みと塩気が肉の味わいに馴染みますし、コンビーフはジューシーで柔らか、鴨は、グルマンソノワさんの得意料理という事で、肉の旨みと脂の旨みに丁度いい塩気、それに噛んだ時のいい歯ごたえと柔らかさを楽しめました。
ゼクトのフルーティさにはシュバイザ―ハックのまろやかさがよく合う感じで、リースリング・トロッケンはどれとも旨みを引き立てる相性の良さ。ゲヴュルツ・トロッケンもどれとも合いますが、エキス分と香りの華やかさのおかげか、コンビーフにもバッチリでした。

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続いてはサラダ。クスクス、トマト、キュウリ、アスパラ、赤パプリカに、岡山らしいものをとお願いしたところ、黄ニラを入れてくださいました!野菜のみずみずしさと甘さは、わいんとの相性の良さを期待させるものでした。黄ニラもこんなに甘いのかと驚きました。
で、やはり相性はバッチリで、リースリング・トロッケン、ゲヴュルツ・トロッケンの辛口2種は勿論、リースリング・カビネットの甘みと酸にトマトやキュウリ、黄ニラなどよく合いましたし、ゲヴュルツ・フルフティヒの深い甘さには、赤パプリカがよく嵌っていました。

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そしてやっぱりソーセージです!今回は、ヴァイスブルスト、緑胡椒を使ったシュプレーベルダー、牛肉と豚肉を用いたガーリック風味のクラカウアー、こちらは牛肉100%なリンツヴルスト、イノシシソーセージの5種類をご用意いただきました。ソースはカリーブルスト風にカレーソースです。
ヴァイスブルストやシュプレーベルダーはやはり白系との相性がよく、リースリングやゲヴュルツに良かったですね。特に、カリーブルストソースを付けますと、そのスパイシーさと甘味、それにソーセージの旨みや塩気が加わった味わいに、ゲヴュルツ・フルフティヒの華やかな香りとスパイシーさがバッチリ!カレーにはゲヴュルツなんて言われることもありますが、あまり辛いものではなく、こういったカレー風味の味わいに合わせるのなら大正解ですね。
一方、肉感の強いクラカウアーやリンツブルスト、イノシシにはやはりロゼや赤もいいですね。特に、クラカウアーの粗びき感と軽いガーリックの風味に、シュペートブルグンダー泡の渋味や凝縮感、スパイシーさが良かったかなと。

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そして、今回岡山っぽいものの他にもう一つリクエストさせて頂いていたアイスバインです。ホロホロ柔らかく、それでいて繊維の質感もある程度楽しめる、そして、当然肉の旨みは存分に引き出されているという、まさにご馳走な一皿でした。
これには、ロゼや赤ゼクトも良かったですが、ドルンフェルダー・トロッケンが見事な相性でした。その渋みや旨みが、肉の脂や質感、うまみに丁度良くマッチします。豚肉って、赤ワインより白やロゼ、という感覚が強かったのですが、このワインの重すぎない、ライトないしミディアムな質感が嵌ったようです。

今回は人数多めでのワイン会となりましたが、きっちりご対応いただけ、なおかつ、美味しく、ワインとのマリアージュも見事なお料理をご用意いただけました。オーナーシェフとは、岡山ワイン協会のイベントでお会いさせて頂いたのですが、やはりワインにご理解の深い方のお店でのワイン会は間違いがありませんね。
ソノワさん、今回はありがとうございました!

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今回のワインです。左からリースリング・ゼクト、リースリング・トロッケン、ゲヴュルツ・トロッケン、リースリング・ファインヘルプ、ゲヴュルツ・フルフティヒ、ロゼ、シュペートブルグンダー・ゼクト、ドルンフェルダー、シュペートレーゼ。

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最終更新日  2017年10月09日 00時45分43秒
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