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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年02月17日
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昨年も開催され、非常に気になっていました日本ピノ・ノワールサミット
日本ワインの中でも、特にピノ・ノワールにスポットを当てるというイベントで、1部がパネリストとして、ニュージーランド・コヤマワインズの小山さん、北海道・ドメーヌ・タカヒコの曽我さん、同じく北海道・YAMAZAKIワイナリーの山崎さん、新潟・カーブドッチの掛川さん、ブルゴーニュを多く輸入されているラック・コーポレーションの矢野さんを招いてのディスカッション、2部が日本ワインの生産者や、海外ワイナリーのインポーターブースでのテイスティングという構成となっています。

日本ではまだそこまで多くはないピノ・ノワールと言うブドウ、作り手の情熱無しでは手掛けられないかと思いますが、それについてどんな話がされるのか大変興味深い、そして、日本の様々なピノ、世界のピノを飲める機会と言う事で、ちょっと遠征して参りました。

1部から参加しましたが、1部の内容は撮影・投稿等不可ということでした(上の画像は2部に入ってからのものです)。非常に興味深い内容でしたので残念ですが、感想としては、やはり日本のピノはまだまだこれからを見ていきたい、というところでしょうか。

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2部のシステムは、10マスの空欄のあるワインチケットが2枚、前売り券についており、各ブースのワインごとに消費するマスが決まっていてその20マスの範囲で色々と飲める、そして、マスが切れたら追加のワインチケットを1枚1000円で購入できるというものでした。この1000円と言うのは絶妙な価格で、チケット2枚も追加してしまいました^^;

さて、こちらのブースは北海道のはこだてわいんの北海道100プレミアム・ピノ・ノワール。北海道・余市では1987年ごろからピノの栽培が始まったそうですが、そのきっかけとなったのがこのはこだてわいんさん。と言う事で、今も使用するブドウは余市の契約農家さんのものだそうです。
やはり軽やかさはありますが、下草的なニュアンス、土っぽさや軽いスパイスと言った要素も感じられ、作り方のスタイルなど違う点の方がはるかに多いでしょうが、それでもどこかにドメーヌ・タカヒコさんのピノ似も感じられたような雰囲気があったような。


やや辛口表記ですが、甘い印象はありませんでした。

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こちらはシャトー・メルシャンのキュヴェ・アキオ。実は昔ワイナリーでシャルドネを飲ませて頂き、購入もさせて頂いたのですがピノは初めてでした。
下草っぽさというよりは軽いトマト?的な雰囲気があり、その他土っぽさ等も感じますが、今回、全ての日本のピノを飲めたわけではないものの、そのベリー的なフルーツ香の出の良さははっきり印象付けられるものだったかなと。

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続いては高畠ワイナリーのゾディアック・ピノ・ノワール。
シナモン的なスパイスや微かなカラメル、そして乾燥ハーブ的なニュアンスに、赤や青のフルーツ香の感じられる香り、軽やかながらも骨格を感じる質感は特徴的でした。


これはワイン会で使わせて頂きたいワインです。

  • KIMG3120.JPG

折角なので海外ものも。アルベール・ビショーのジュヴレ・シャンベルタン・ラ・キュヴェ・ドゥ・ジェネラル・ルグラン2011です。
アルベール・ビショーと言えば、神の雫にも登場した、ボージョレー・ヌーヴォーでお馴染みの生産者ですが、こちらのジュヴレは全房ではないということで下草っぽさこそあまり無いものの、熟した赤ベリーやそのドライフルーツ、青ベリー、更には黒ベリーっぽさもあり、バルサミコやキノコ、黒い土、更に鉄っぽさといったものも感じられ、味わいもバランスがよく渋みも穏やかながらいい存在感、と非常に素性の良さを感じさせてくれるものでした。


上記積極的な広告戦略とボージョレーのイメージしかありませんでしたが、どうして、5000円程度ですがコスパがいいとすら言えるようなものだったのではないかなと。

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もう1つ海外ものです。ニュージーランドのマトゥア ランド・アンド・レジェンド・ピノ・ノワールになります。
こちらは、やはり赤や青のベリーフルーツのニュアンスが強く、完熟のそれやドライフルーツ、ジャムと言ったものも。また、チェリーも出ていたでしょうか。他に、黒い土やスパイス、それに遠くに微かなコカ・コーラ?のような気配も居たでしょうか。味わいも果実味華やかなジューシーなものですが、日本のものと比べればと言う部分もあったでしょうか。バランスの良さや抑制の効いたものではあると思います。


楽天内には現在3000円で売っている所がありますが、このコスパは相当なものでしょう。

他に、パネリストの方々のピノも一通り頂きまして、コヤマさんのフルーティさや、タカヒコさんの旨みは印象に残りましたし、YAMAZAKIさんのものは同じ北海道でもやはりタカヒコさんのものとは違ったフルーティさのあるものでした。ただ、カーヴドッチのピノにつきましては、昨年のワイン会で飲んだばかりでしたので今回は見送りました^^;
それら以外にも色々と頂きましたが、何分当日は300名という大人数で飲むのに必死、メモも取れていないという事でこの辺にしておこうと思います。

ただ、日本の様々なピノ、そして、海外のピノと飲み比べることが出来、非常に貴重な経験となりました。確かに、海外のピノと比べますと果実味の印象や香りに見えるフルーツ香の強さなど、日本のピノは「控え目」な印象を受けはしますがそれはそれで面白い部分ですし、また、和食やもっと日常的な家庭料理などといった日本の食事と合わせて楽しみたいという感覚も持ちました。今後も色々な日本のピノと出会い、見守り、楽しんでいきたいと思えた1日でした。

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最終更新日  2018年02月18日 00時08分45秒
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