ワインヲタ入門生のチラシの裏

2018/04/18(水)23:18

出雲市のGun's屋さんとわいんのお店萬さんで懇親会です

前回からの続きです。 島根ワイナリーと横田ヴィンヤードをご案内いただいた足立さんと、出雲市駅から少し歩いたところにある料理店のGun's屋さんへ。奥出雲葡萄園の斎藤さんにも合流頂いての懇親会となりました。 付き出しは春らしいフキと揚げの炊き合わせに、ちょっと中華っぽい肉団子と野菜の甘酢餡です。家庭料理的な親しみやすさがりつつも、濃すぎず淡すぎない味わいが嬉しいです。乾杯は素直にビールで^^; お刺身です。流石は日本海側と言うべき食感の良さがあります。魚の種類などもあるでしょうが、この辺は瀬戸内との違いなのかなと。 天ぷら。右奥からタマネギ、アスパラ、芋、タケノコ。タマネギの甘さと香りの良さが印象的でした。また、衣の感じもカラッとしており香ばしく、かつ油っこさが無く食べやすかったです。 この辺までビールでした。色々なお話をしましたが、島根ワイナリーさんが​ソーヴィニヨン・ブラン​の香りに、特徴的なハーブや緑の草っぽさが出にくい、という話を、同じく​ソーヴィニヨン・ブラン​を作られている奥出雲さんにされていたのが印象的でした。 と言う事で、そのソーヴィニヨン・ブランを今回持ち込ませて頂き飲んでみることに。私は事前に試飲させて頂いていましたが、その時はちょっと酵母や蜜蝋的な雰囲気を感じていました。 それが、この懇親会の段階ではその辺が落ち着きよりフルーティになっていました。ただ、確かにグラッシーといった感じはありません。 合せたのは揚げだし豆腐。これが相性良く、豆腐の香ばしさと甘味にワインがよく合いました。 こちらは海老のトマトクリーム煮とガーリックトースト。エビの甘みとトマトクリームの甘みや酸味、コクがよく合いますし、エビの旨みも加わったソースの味わいとガーリックトーストもバッチリ。 やはり、これには流石にソーヴィニヨン・ブランは負け気味でしたね。 続いては豚肉の塩麹焼き。肉は柔らかくジューシー。塩気は程よく肉の味わいを堪能できました。 これがまた、ソーヴィニヨン・ブランによく合います。肉の味にワインが負けず、フルーティな香りで立体感が増しつつ、果実味、酸味のおかげでさっぱりと頂けます。 最後にアサリと白身魚の酒蒸しでしたが、ソーヴィニヨン・ブランは既に飲んでしまっていましたので、お店に合った島根の地酒を頂きました。酒蒸しは旨みを塩気で頂く、酒のあてに最適な味わい。地酒のいいつまみになりました。 実はこちらのお店、島根ワイナリーさんのワインが沢山そろう、と言う訳ではなく、ビールの他は日本酒焼酎に力を入れていらっしゃるという感じでした。ただ、ソーヴィニヨン・ブランと今回頂いたお料理の相性は良かったので、選択肢に入れて頂ければ面白いだろうなと^^ お料理は、地元のものを中心に様々なものを美味しくいただけ、それらがどれも非常にお手頃と、ありがたいお店でした。雰囲気もよく、地元の方に人気なのも頷けます。 そこから少し移動しまして商店街の中にあるのが、わいんのお店萬さん。ソムリエのいらっしゃるワインバーで、お料理も頂けるようです。 今回は、お土産に持って行った岡山・くぼ観光農園さんのマスカット・オブ・アレキサンドリアのワインを開けさせていただきつつ、お店のポルトガルワインを頂きました。 アレキのワインは、やや甘口ではありますが、香りがよく出ており苦味も無く、ワイナリーのお2人は勿論お店のソムリエさんにも興味を持っていただけたようでした。 ポルトガルの赤はタンニンの出方がキメ細かく、収斂味がり独特で、特に奥出雲の斎藤さんは大変気になられていたようです。スパイシーさとフルーツ感、若干の土っぽさがありつつ、果実味と柔らかい酸、渋みのバランスのいいワインでした。 付き出しに、コーンスープと豚のリエットをお出し頂きました。どちらも美味しいですが、特にスープの量感とまろやかさ、甘味・塩気のバランスが、スープとしてだけでなくワインのあてとしても成立する感じで流石ワインバーだなと。 最後は、宿が松江だったため電車の時間があり文字通りの駆け足となってしまいましたが、落ち着いた雰囲気でワインのセレクトも王道処からポルトガルまで色々と揃い、マスターの知識も大変豊富と素敵なお店でした。特に、ポルトガルワイントークにガッツリ付き合っていただけ嬉しかったです^^ 出雲でいいお店に2軒も出会えました。今回は皆さん本当にありがとうございました! さて、翌日は松江から奥出雲葡萄園さんへもお邪魔しましたので、まだ続きます。 にほんブログ村

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