ワインヲタ入門生のチラシの裏

2018/05/22(火)23:44

日本ワインと海外ワインの飲み比べ会をしました

ワイン会(256)

ワイン会によくご参加頂いている方から、日本のワインと海外のワインを飲み比べてみたいというお話を頂き、ちょっとやってみることに。ただ、人数がそこまで多くなりませんでしたので、シャルドネとメルローの2品種での飲み比べとなりました。 飲んだワインは以下の5種類です。また個別記事にしたいと思います。 1、ひるぜんワイン シャルドネ2017 4月にひるぜんワインさんへ行ったときに購入したシャルドネです。すっきりあっさりと言う事で最初に持ってきましたが、13%の度数のおかげかそこまで印象の弱い感じにはなりませんでした。 2、​奥出雲ワイン シャルドネ・アンウッディッド2017​ こちらは、同じく4月に奥出雲葡萄園さんへ行った際に購入したシャルドネです。ワイナリーで試飲させて頂き、そのフルーティさに即購入を決めました。 3、​シャントレーヴ ブルゴーニュ・シャルドネ2015​ シャルドネならやはりブルゴーニュかなと言う点と、ネゴシアンものですが手掛けられているのが日本人の方で日本ワインとの飲み比べも面白いかなと言う点で選びました。時間経過で一気に開いてきます。 4、​リュー・ド・ヴァン メルロー2016​ 赤は日本、海外とも土着品種にしようかなとも思いましたが、種類が少ないのでやはりここはメルローかなと。ただ、日本独特のしなやかでエレガントなスタイルのものにしてみました。酸の印象がやはり違いますね。 5、​マタンザス・クリーク メルロー2013​ どうせなら、タイプの全く異なるものをと言う事で海外メルローはカリフォルニア産です。やはり、黒果実のニュアンスと果実味の印象のしっかりしたワインでした。ただ、そこまで特濃と言う感じでもなく、柔らかさがあります。 取り敢えず、コスパワイン会の特別編と言う事もあり、日本・海外で価格帯を近いものにすることを優先的に選んでみました。と言う事で、白3種同士、赤2種同士はそれぞれ似た様な価格になります。 飲み比べた感想としましては、シャルドネについてはブルゴーニュは開けたては結構閉じ気味で、その段階で飲みきってしまった方的には奥出雲の方が印象深かったようです。時間経過で開いてからは流石の華やかさでしたが。また、ひるぜんシャルドネが、それら2つの後にあらためて飲んでも消されないのは面白いところでした。 メルローについては好対照な2種類で、リュー・ド・ヴァンの方はピノじゃないのと言う声もあったくらい。好みもリュー・ド・ヴァンの方がいいという方も居れば、マタンザス・クリークの方がいいという方もいてはっきり分かれたかも。 ただ、食事と一緒に飲んだという事で、それぞれにマリアージュがあり、結果各ワインの個性を、そして、その個性の違いを楽しんだ、と言う感じになりましたね。 今回はシャルドネとメルローの会と言う事でしっかりフレンチです。会場は、倉敷のプルミエさんになります。素材の味わいを活かしつつも、フレンチらしいエレガントな味わいのお料理を楽しめました。 前菜はカツオのスモーク。それに、駿河湾の桜エビが添えられています。ソースの味わいは優しく、カツオの風味と優しいスモーク香の調和と、桜えびの香味を堪能できます。 今回は良い素材が手に入られたという事と、シャルドネ多めと言う事で豚肉をしっかり頂けました。こちらは、時計回りに上からテット・ド・フロマージュ、パテ、血のテリーヌ・リンゴソース添えです。 血のテリーヌなどは色的に赤ワインなのかなと思いきや、リンゴのソースのおかげもあったでしょうがシャルドネにぴったり。勿論、生臭みなど無く旨みと柔らかさ、軽い血の風味を楽しめます。他2種は豚の旨みバッチリです。 メインもお肉2種類で、こちらはマンガリッツァ豚のロースト。脂身はあっさりしていますが、肉の部分は程よい弾力と食感の奥からあふれ出る旨みが凄いですね。メルローも悪く無いのですが、やはり豚の肉は白っぽいという事でか、茶色いソースでもやはりシャルドネがより合います。 もう一つのメインは、やはりこちらのスペシャリテといえばの鴨のロースト。目の詰まった肉質のモッチモチな食感、溢れる旨みは毎度安定の美味しさ。これにはやはりメルロー。2種類とも合いましたが、合う感じがちょっと違うのが面白かったです。 デザートのイチゴのアイスとチーズケーキでさっぱりと。 今回のワインです。左から、ひるぜん、奥出雲、シャントレーヴ、リュー・ド・ヴァン、マタンザス・クリーク。 おまけ。倉敷美観地区の夕景です。 路地なんかは趣がありますよ。 にほんブログ村

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