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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年05月30日
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カテゴリ:日本ワイン
  • KIMG3442.JPG

先日の日本と海外ワインの飲み比べ会のワイン、今回から赤です。先ずは日本のメルロー。
メルロー2016​。生産者はリュードヴァン。長野県東御市のワイナリーです。ワイン造りを目指していた代表の小山さんが、耕作放棄地となっていた東御の土地に出会い、そこを開墾しブドウ畑にしたのが始まり。基本自社畑のブドウを用いますが、仲のいい農家さんのブドウを用いたワインや、シードルもあります。畑では農薬や肥料を控え、草生栽培を実践、欧州系品種を栽培されています。
価格は、4500円程度

はルビーカラーですが流石に暗さのあるもの。

香りは赤ベリーの印象やチェリーっぽさがよく出ています。遠くに黒ベリーもあります他、時間経過でこれもほんのりですがフルーツケーキ的なニュアンスも。そこに、ハーブや下草、黒い土、キノコっぽさといった要素や、シナモンなどの茶色いスパイスなどが加わります。

味わいはしっとり系も明るさのある酸がメイン。酸っぱい!と言う感じではありませんが、量の多さを感じました。果実味は繊細なもので、酸の印象の背景にじんわり拡がると行った感じ。渋みは程々で、後口にかけて少々印象を増す程度。ボディはミディアムと言っていいでしょう。ミネラル感やハリのあるもので、タイトさを感じました。

会では、マンガリッツァ豚と鴨のところで飲みました。
豚との相性は程々といったところで、これもゴボウや、茶色いソースの塩気やコク、香りといったものが加わってそれなりに馴染む程度。口を切り替える効果はしっかり見せてはくれました。
一方、鴨とはよく合いました。ワインのベリーの中に複雑さのある香りやタイトな味わいが、鴨肉の香りや、噛みしめて出てくる旨み、モチモチした質感によく合います。まさに、ピノ・ノワールと鴨を合わせたときのような感じです。

シャープとまではいかないものの、しなやかでタイトさのある質感、酸味基調の味わいや赤ベリーの香りと、ボルドーやスーパートスカーナなどでイメージされるメルローとは大分趣の違うもので、参加者の方々にも驚いていただけました。そして、この綺麗さが好きだというリアクションも頂け、次のカリフォルニアと狙った以上にいい対比になってくれました。


リュードヴァン/Rue de Vin メルロ 750ml 赤ワイン 日本ワイン 長野 国産[mel]
楽天内にもあります。このタイトさが熟成を重ねることでどうなるかも興味深いところ。

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最終更新日  2018年05月30日 23時08分38秒
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