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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年06月13日
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前回の続きです。

  • KIMG3600.JPG

見学の後はテイスティングです。頂いたワインは、左から​ジャパンプレミアム・甲州2016​、登美の丘・甲州2017、​登美の丘・赤2016​、1つ飛ばして(4番目は未発売のものを試験的に頂いたものなので詳細は記載不可です)、ジャパンプレミアム・岩垂原メルロ2013、​登美・赤2013​。詳細を書けます5種類につきましては、メモも取っておりますのでまた個別記事にしたいと思います。

  • KIMG3598.JPG

こちらがジャパンプレミアム甲州で、

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こちらが登美の丘・甲州になります。色合いの差は殆ど無い、といいますか、登美の丘の方が薄いくらいだったかも。
ジャパンプレミアム・甲州には、一定量の果汁を凍結して造ったワイン、いわゆるクリオエクストラクションのものが使われているそうで、香りに華やかさも感じられました。一方、登美の丘の方にもごく少量使われているそうですが、なんといってもこの2017年から樽の使用をやめた事が特徴的でしょう。ピュアさと、素性の良さを感じました。
非常にピュアであること。ジャパンプレミアムの方も印象が強い事、そして登美の丘は4000円(カタログ価格)することから、参加者の方々からも難しい飲み比べになったというお声が聞かれましたが、何だかんだ登美の丘のグラスの方が減りが早かったのも事実だったり。

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こちらは登美の丘・赤2016。今ヴィンテージから、0.3%のマスカット・ベーリーAをアッサンブラージュしています。0.3%でどのくらいの影響があるのだろうかと思いましたが、ワイナリーの方曰くちゃんとテイスティングしてこれがベストと辿り着いた比率なのだそう。
最初は固すぎて何とも言えませんでしたが、時間経過とともに開いてきました。以前のヴィンテージも飲んでおりまして、ミディアムながらもどこかボルドー的な雰囲気を感じていましたが、今回は赤果実の印象が強く出ます。0.3%でこれなのですから、これ以上ベーリーAを加えると味わいや香りの主たる部分を持って行かれそうで、成程計算されているのだなと。

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そしてこちらは岩垂原メルロ2013。塩尻ワイナリーシリーズになる前の、ジャパンプレミアムシリーズだった頃のものです。このワインは、昨年の塩尻ワイナリー見学に際して飲ませて頂いておりますが、この後の登美・赤との対比と言う事でご用意くださいました。
ボディこそミディアムフル位の柔らかなものですが、果実味のある味わい、時間と共に開く赤ベリーや黒ベリー等のフルーティーさは流石の一言。昨年見学させて頂いた、塩尻の山本園さんでの丁寧な仕事が思い出されました。

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その登美・赤2013です。上記岩垂原メルロと見比べても明らかに黒い色合いが印象的でした。透明度も、日本ワインの赤の中では相当に低い方ではないかと。
こちらも、注いでいただいて直ぐは控え目に言ってガチガチ。それが時間と共に開いてきますが…2013は良いヴィンテージになったからか、グラスの中のものでさえ開くのに結構な時間を要しました。香りの傾向も、岩垂原メルロよりもスパイシーだったり黒いニュアンスが多かったりと、セパージュの違いを考えればまあ当然ではあるのですが、明確な差がありました。参加者の方々の間で、好みの違いが見られたのも面白いところでしたね。

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ジャパンプレミアム甲州は最近ではスーパーでも見かけるくらいで、1000円台の日常の食卓に楽しいワインですし、登美の丘・甲州は、樽をかけず、ブドウの品質に徹底的にこだわる(棚栽培の甲州も収穫されたら使うようです)スタイルがどうなるか今後も見ていきたいところ。樽が復活する可能性もあるそうです。
登美・赤についてはまあ間違いなく風格のあるワインでした。個人的には、今回以前と大分趣の変わった登美の丘・赤が最も印象に残りました。こちらも、今後が気になるワインです。

ただ、どのワインも真面目で丁寧な仕事の伺える、それでいて日本ワインらしい柔らかさや、登美の丘・赤に見られるような他の国にはない個性の感じられるワインだったように思います。

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テイスティング後は少し自由時間でした。と言う事で、今回も売店を覗きました。売店前からの景色も素晴らしいですよ。

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売店には、ジャパンプレミアムシリーズから登美シリーズまで、登美の丘ワイナリーで造られているワインがずらっと揃います。また、試飲も有料で行っており、なんと​登美ノーブルドール​も頂けるようでした。が、この後懇親会もあるという事で、流石に甘口は見送り。

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やはり、ここは他ではあまり見ないものを、と言う事でカベルネ・フランの試飲をさせて頂きました。カベルネ・フランも、現在より少し量が減るようです。

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フランらしいスパイシーさや微かなピーマンっぽさといったものが感じられつつも、黒や赤の果実のニュアンスがよく出ており、味わいも穏やかな果実味とミディアムボディの心地よい、柔らかなわいんでした。これもかなりいいワインではないかなと。

この後は、バスに乗って甲府市内へ。夜は懇親会ですが、それについては続きます

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最終更新日  2018年07月10日 09時52分04秒
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