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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年01月13日
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前回からの続きです。

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大阪に着いたらまずはここ。松屋町駅から歩いて直ぐの島之内フジマル醸造所です。1階が醸造設備、2階がレストランになっています。

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先ずは2階でブルーチーズとリンゴのキッシュを頂きつつ、デラウエアの新酒を。こちらでは、樽出しで頂けるワインが用意されており、今回はこの新酒が樽出しワインでした。
デラらしいフルーティな香りと、明るい酸と旨みがありつつ柔らかな果実味が広がる辛口ワインです。キッシュとの相性は、味わいではやや負け気味なところもありましたが華やかな香りのおかげでリンゴとの噛み合いは見せてくれます。

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こちらもデラウエアですが、アンフォラを使ったオレンジワインです。香りにも、デラらしいニュアンスに加えオレンジピールやママレード、更に南国フルーツや少々のライチ?のような雰囲気があり、酵母っぽさやミネラル感も。味わいにも、渋みが明確に加わりエキス分も感じられ、より量感の増した印象でした。
こちらは、キッシュとの相性バッチリ。より濃さの増した香りや味わいが、リンゴの香り甘味、ブルーチーズの塩気、それらがあいまった旨み豊かな味わいによく噛み合ってくれました。

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店内でワインやお食事を頂くと醸造所見学もできます。以前の醸造家岩谷さんが故郷の山形でイエローマジックワイナリーを始められたので、現在は藤丸社長を中心に醸造を行っているそうです。以前お邪魔した時に見せて頂いたアンフォラも健在。

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大阪は、昨年地震や台風に見舞われましたが、フジマル醸造所さんが畑の土地を借りている羽曳野周辺も被害が大きかったそうです。斜面が多いため崩れたり、風でブドウの木が折れたりなどされたようでした。一部の畑は今後どうするか、と言うような話もあるようですが、それでも、新ヴィンテージの醸造もされたそうで、今年のワインも楽しみにしたいところです。

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島之内フジマル醸造所から長堀通を御堂筋方面へ歩きますと、イタリアンスタンドジリオさんへ到着です。以前岡山に居た知人が勤めており、2017年に1度お邪魔しましたが、久々の訪問です。

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イタリアンスタンド、と言う事でお店にはもちろんイタリアワインが沢山。早速頂きましたのは、​ラ・ビアンカーラのガルガンゴ​。ビアンカーラと言えばサッサイアなどが有名ですが、こちらは微発泡スタイルです。酵母感全開!かと思いきや、柑橘を中心にフルーツ香や石灰的なニュアンスなどもあり、味わいは繊細な果実味にきつすぎない酸、旨みやまろやかさがあり非常に爽やかな辛口泡、という感じで、何処かクラフトビール的ですらありスイスイ頂けました。

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お料理の量は調整して頂けましたので、1人前で冷製お肉の盛り合わせをお願いしました。レバーペースト、自家製ハム、コリコリした部位を使ったテリーヌになります。どれも肉の味わいがあくまで主役、塩分は優しいのが印象的です。ガルガンゴにはどれもいいつまみになりました。

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ワインも量を減らして色々飲ませて頂くことに。白は2種類です。左の方、果実感豊かな香りにジューシーな味わいで心地よく、お肉の冷製ともよく合う、中でも、レバーペーストとの相性はバッチリだったのですが、不覚にも銘柄名を失念。次回お邪魔した時に確認しなければ…。
右の方はカ・ディ・フラーラのアポジェオ・リースリング。リースリング・レナーノ、つまりドイツなどでお馴染みのリースリングを使ったワインです。ロンバルディア州のワインだそうですが、香りにはモモや柑橘、ハーブ、緑の葉、若干のオイリーさ等らしさがよく出つつ、味わいはライトな中にはややエキス分も感じられるような質感と、柔らかくも旨みを伴い量も多い酸が主体の辛口という1本でした。割と優しく、レバーペーストには負け気味でしたがテリーヌの食感や旨みにはよく馴染みました。

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こちらは柿とチーズのムース。お勧めと言う事で生ハムも添えて頂きました。柿そのものが完全にチーズと練り合されているというもので、ふんわり滑らかな食感と、ミルキーさの中の甘みがいいです。そこに、生ハムを合わせるとその塩気や肉の旨みがまたよく合います。
白2種類に関しては、リースリングはやや負け気味で、生ハム単独の方が合うかなと。もう一方のものとは相性抜群で、ワインの豊かな果実味と柿の甘み、チーズのまろやかさがバッチリでした。

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続いてはロゼ。テヌータ・ディ・カルレオーネのロザート2017です。トスカーナのロゼで、サンジョヴェーゼ100%。そこまで赤さの無い色合いですが、ザクロやイチゴなど赤い果実、赤い花といった香りがあり、味わいも果実味がありつつ酸味のトーンはやや低めと、結構しっかりした印象を受けました。
柿とチーズのムースとの相性は、想像ほど華やかにマリアージュ、という訳には行きませんでしたが、それでも果実味と甘味、まろやかさの相性はやはり悪くありませんでした。

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寧ろ、より相性が良かったのがパンとオリーブオイル。オイルは、お邪魔した時の少し前にイタリア現地へ行って入手されたそうですが、香りの華やかさが違いますね。また、舐めると少しピリッとした刺激があります。
このオイルの青さとややスパイシーですらある香りと、上記ロザートのフルーティな香りがよく噛み合っていたのが興味深いところでした。

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そして赤です。こちらも、酒量が多くなったこともあり右のワインの銘柄については失念です…。赤が強い色合いに似合った、キノコっぽさや赤ベリーのニュアンスがある、ライトでバランス型のワインでした。
左のものは、ライオーロ・レジーニンのラ・モーラ・バルベーラ・ダスティ。こちらは、紫感のある色合いに似合った、スミレっぽい香りを中心に黒蜜や黒ベリー、ブルーベリー、ブルーベリーヨーグルト、バラの花、それにスパイシーさと言った香りがあり、味わいも果実味を軸にしつつ乳酸系の酸と後口にかけてのタンニンの主張があるミディアムなワインでした。
この2種類の赤も、上記オリーブオイルとの相性がよく、パンに付けては勿論、オイルだけでもその香りとよく馴染みました。特に、バルベーラの方は共通するニュアンスがあったように思います。

今回の旅の目的はジリオさんに久々にお邪魔する、と言う事でした。今回も美味しいお料理をつまみつつ色々なワインを頂くことが出来ました。
また、フジマルさん、神戸の葡萄舎さんとアンカーさんでも素敵なひと時を過ごすことが出来ました。ごちそうさまでした!

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最終更新日  2019年01月25日 23時13分16秒
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