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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年09月18日
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カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG4756.JPG

9月のピノ・ノワール飲み比べ会のワイン、3種類目はアメリカ・オレゴン州のものになります。
アンダーウッド・ピノ・ノワール​2017。生産者はユニオンワインカンパニー。オレゴン州のポートランドで、2005年に、ライアン・ハームズ氏が設立しました。品質を落とさず、しかし友人や家族と気軽に楽しめるワイン造りがモットーで、最近ちょっと話題の缶ワインの生産も行っています。オレゴン各地の様々な畑のブドウを用いてピノ・ノワールの他ピノ・グリの白やロゼを手がけます。
本ワインも、ピノ・ノワール100%ですが、ウィラメット・ヴァレー44%、 アンプクア・ヴァレー40%、アップルゲート・ヴァレー16%という比率で各地のブドウをブレンドしています。価格は3000円程度。

はルビーカラー。ただ暗さあり。

香りは開けたては閉じ閉じ。黒いフルーツっぽさと少々のスパイシーさが感じられる程度。それが、時間ととも黒ベリーに加えて、ヤマモモジャム、プルーン、赤ベリージャム、ドライアプリコットといったフルーツ感や、ローストナッツ、トーストといったこうばしさ。鞣し革や若干のターリーさといった複雑さ、それに茶色いスパイスに加えて、グリーンや黒のコショウといった洋の亜要素が現れてきました。

味わいは、やはり開けたては固い。その後香りが開いてくると同時に、果実味が広がってきます。それは、トーンの低い酸や渋味を伴ったものです。また、どこか旨味のようなものも感じられたでしょうか。ボディはミディアム。クリアーさ、しなやかさのあるものです。

会では、閉じている段階ではどれと合わせてもまあ、という程度。
それが開いてきてからは、チーズは勿論生ハムとの相性の良さが際立ちました。ワインの黒いフルーツのニュアンスが、ハムの脂や香りにバッチリです。
また、やっぱりペンネもいいつまみで、特にこのワインのコショウ感は、ペンネの黒コショウは勿論、ブルーの風味にもより明確に馴染む感じでした。

最初のガッチリ閉じているところや、開いてきてからのフルーティなだけではない複雑さ、そのフルーツも黒いニュアンス強めと、これはブルゴーニュだろうと思いきやのオレゴンでした^^;
オレゴンのピノは内向的という印象は勿論ありましたが、それは同じアメリカのカリフォルニアなどほかの新世界のものと比べてという所で、旧世界のものと比べれば果実味の印象がやはりしっかりありはする、という感覚だったのでこのワインには驚かされました。


アンダーウッド ピノノワール 750ml 赤ワイン 辛口 アメリカ 長S
楽天内では投稿時現在3025円で幾つか扱いがあるようです。この価格帯でこの固さ、開いてからの複雑さというのも驚きポイントです。

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最終更新日  2019年10月22日 02時05分00秒
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