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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年10月18日
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カテゴリ:泡モノ!
  • KIMG4838.JPG

10月に行いました日本シードルの会のシードル、やはり日本のリンゴ処、シードル処といいますと長野県という事で、もう1つ長野県産です。
ピオニエ・シードル​2017。生産者は信州まし野ワインです。長野県南部の下伊那郡の、リンゴ畑の中にあります。それもそのはず、その前身はリンゴ加工組合だそう。下伊那郡は果樹栽培が盛んで、リンゴの他ブドウやモモ、洋ナシなども栽培されています。信州まし野ワインでは、地元のリンゴを使ったシードルづくりを行っているようです。
こちらのシードルには、野生種まで含めて20種類以上のリンゴが使われており、さらに洋ナシのル・レクチェも加えられています。価格は1900円程度。

は極薄い、淡いといっていいレベルの黄色です。
は柔らかで穏やか。現行の1つ前のヴィンテージのものになりますので、泡の穏やかさはその辺からも来ているかもしれません。

香りは複雑さのあるもので、リンゴや白い花といった定番の要素に加え、カリンやメロン、少々のミカン、それに洋ナシといったフルーツ感や、黄色い花、ハーブ、それに若干の白や緑のコショウなどのスパイス的な気配まで感じられたでしょうか。

味わいは完全な辛口。これの前に飲んだサンクゼールの飯綱シードルに甘味があったせいもあるでしょうが、果実味は大人しくほぼ印象は無かったように思います。旨みと穏やかな酸、それに後口に少し印象を残す軽い渋みといったものが感じられました。ボディはライトはライトなのですが、割にハリやエキス分的なものがありました。

会では、ガレット、それにリゾットと合わせてみました。
リゾットとも悪くありませんが、濃厚な甲殻類の風味にはちょっと圧され気味だったでしょうか。それでも泡やハリのある味わいで消されはしません。
ガレットとは、これがバッチリ。特に、複雑さのある香りと、ガレット生地の香ばしさ+蕎麦の風味が見事にマッチ。ガレットにはシードル、という組み合わせの妙を感じさせてくれるものでした。加えて、ママカリの旨みにもよかったですね。

洋ナシまで入っており、ちょっとイレギュラーなところもありますが、それでもこの複雑さは中々面白いものでした。特に、同じ辛口で直球でリンゴを感じさせてくれる福山のマルマルドとの対比は興味深かったなと。


信州まし野ワイン ピオニエ シードル 750ml スパークリングワイン 辛口 日本ワイン 長野 国産 Pionnier
投稿時現在の現行である2018ヴィンテージは、ラベルデザインやキャップが変更になっているようです。

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最終更新日  2019年11月03日 04時53分13秒
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