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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2020年01月06日
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カテゴリ:ポルトガルワイン
  • KIMG5052.JPG

新年も明けてもう1週間ですが、もうちょっと12月のコスパワイン会のワインです。今回はポルトガルの赤。
キンタ・デ・ボンス・ヴェントス​2016。生産者はカーサ・サントス・リマです。リスボンにあるワイナリーで、4代前からワイン造りを行っていましたが、1930年代より本格的に取り組みだしたそう。2013年には最新技術を取り入れたワイナリーを新設、そのコストパフォーマンスの高さで世界的に知られています。リスボン、ドウロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、アレンテージョ、アルガルヴェに、実に350ha以上の畑を有しているというのもそのコスパの秘密かもしれません。
セパージュは、カステラン、トゥーリガ・ナシオナル、カマラレ、ティンタ・ミウダとポルトガルらしく土着品種オンリー。価格は1200円程度。

は黒さがあり透明度も低いですがガーネット系の雰囲気はあります。

香りは濃厚なフルーツが感じられ、赤や青のベリーのコンポート、完熟ヤマモモやそのジャム、プラム、更には葡萄ジャム、寧ろ葡萄の佃煮というべき要素まであったでしょうか。そこに、ナッツやバニラ、各種茶色いスパイスといったものや、少々の桜の花、若しくは桜餅といったようなニュアンスが加わります。

味わいは、香りに似合った南の産地らしい果実味の華やかなものです。アタックからキッチリ主張しますね。ただ、しっとりながらも明るさのある酸と、キュッと締まる渋みがあり、ポルトガルワインらしい抑制も見られます。渋みは量も多く、そこまで強いものではありませんが後口まで印象を残します。ボディはなめらかなミディアムです。

会ではパスタのところで飲みましたが、これはもうバッチリ。
ミートソースのトマトのコク、甘み、それに肉の旨みといったものに、ワインの果実味や渋み、そしてしっかりしたフルーツ香がよく馴染みます。ググッと立体感、深みが出ますね。
また、チーズプレートのゴーダチーズを少し残していたものを合わせてみましたが、こちらもバッチリ。キャラメル的なニュアンスのあるチーズの風味に、ワインの果実感がバッチリですし、チーズのまろやかさがワインの果実味や渋みを柔らかく感じさせてくれますね。

ポルトガルワインはボチボチ飲んでいますが、リスボンを明確に産地としているワインは初めてだったかもしれません。
果実感がありフルーティに楽しめるところは少しドウロっぽかったかも。ただ、それなりの落ち着きもあり、やはりこのワインが1500円しないというのは大変なコストパフォーマンスの高さではないかなと思います。

​​
キンタ・デ・ボンス・ベントスカーサ・サントス・リマ[長S] 赤ワイン
楽天内でも取り扱いがあり、なんとこちらのお店では投稿時現在で1100円。まさにデイリーワインに最適ですね。

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最終更新日  2020年01月07日 22時29分30秒
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