これはダンナの先輩のお話です。
先輩A氏はマレーシアに工場に出張になりました。
そのときに仕事で使うため、ノートパソコンを持って行きました。
一月くらいはなんの問題もなく快適に動いていました。
ある日、工場内で騒ぎが起こります。
工場内のPCにウイルスが感染したらしいのです。
感染源を特定するため現地のネットワーク管理者が全てのPCを調査し始めました。
A氏はすっかり他人事だと思っていました。
が、犯人はA氏だったのです。
A氏はとても怒られました。
しかし、A氏の悲劇はこれで終わらなかったのです。
ウイルスを駆除した後、A氏のPCはなぜか(当然?)調子が悪くなってきました。
なんとPCが起動しなくなることがあるのです。
だんだん症状がひどくなり、いよいよ現地のメーカーに修理に出すことになりました。
ここでA氏、重大なことに気付きます。
彼のPCの中には仕事のデータだけではなく、今まで地道に蓄積してきた裏画像がたくさん入っていたのです。
「いくらなんでもこのまま修理に出すのはヤバイよ・・・」(A氏心の叫び)
A氏は悩んだあげく、泣く泣く貴重なデータを削除することにしました。
辛うじて仕事への責任感が勝ったのです。(アホ?)
PCは無事に修理が完了し元のように快適に動くようになりました。
しかし彼の貴重なデータは当然戻りませんでした。
こういう人に限ってバックアップは取ってないのよね・・・。
|