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カテゴリ:寧波-生活・留学
家の前にあった3階建ての一軒家。
私が来た時はまだ建て中だったはず。 台所の窓から見えるので、ちょこちょこ見ながらごはん作ってました。 普通の一軒家かと思いきや、出来てくるにつれ、一階の上の部分に看板のようなものが。 出来上がってみると、レストランでした。 2階、3階にもよく人がいるのが見えたので、この家を建てた人が1階でお店を開き、上の階に住ん でるのかなーなんて思ってました。 確かレストラン始まったの4月か5月くらいだったと思うんですが、開始早々人の入りが多くて連日満員。 あまりに人が入ってるので、毎日見てるこっちとしては気になるもの。 いやがる彼をせかして行ったこともあります。 そしたらザリガニ屋さんだったんだよね。 懐かしい。 台所側から見える景色はけっこう何もなくて夜は真っ暗。 だからこのお店の明かりに少し安心してた面もあるんですが、今月初め、ふと見ると明かりが付いていない。 確か今までお店休みだったことないから、たまには休業もするのかな~なんて思っていても、一向に明かりが付く気配はなし。 すると店内のテーブルやらイスが運び出されている日が。 あれー?と思いつつも、ザリガニ専門店だからザリガニが旬の時期しか営業しないのか~なんて勝手な解釈をしていたら、次の日はいきなり看板がはがされてる。 あれあれー?? そしてとうとう店内空っぽ。お店のドア、ガラス、すべて取り除かれた状態に。 でもあれだけ毎日お客さん入ってたんだもん、潰れるハズがない!! 私が証言者になれるくらい。 でももうすでに上の階の窓も取り払われ、誰も住んでいない状態に。 彼も気になったようで、運転手さんにその話をしたそうです。 運転手さんの解釈は、『店主がツケで材料を買い、料理を出す。料理が売れに売れ、儲かったところでツケ代を払わず夜逃げ』だそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 中国ではよくあることらしい・・・。 でもね、この家が建ったのが私が寧波来たくらいだから2月~3月でしょ。 お店始まったのが4月か5月。実質半年も営業してないわけですね? 彼にそう言ったら、ツケで材料仕入れてるんだったらそんな長く持つはずないじゃん、だって。 ごもっとも。 そしてもっと驚くことが、昨日から家壊し始めました!! えぇっ!!!??? これこそ建てて半年だよね?壊すの? 壊すのもお金いるよね?誰かに家や店舗として貸したりしないわけ?? 今朝ものすっごい地獄の底からのような音が。 ショベルカー出動で何も考えていないかのようにドリルでガーガー壊し始めてました。 私と彼、呆然・・・・。 今朝↓ そしてさっき学校の申込から帰ってきたらこんなんになってた↓ なんか通りすがりの中国人たちも立ち止まって呆然としてたらか、やっぱすっごい急にお店閉めたんだろろと予想できます。 絶対夜逃げだ!夜逃げですよ、奥さん!! だってね、だってだって、私見ちゃったもん! 閉店しちゃった前の日、夜中2時頃目が覚めて台所へ行き、ふと外に目をやると店内にまだ人がいて5~6人テーブル囲んで会議みたいのしてた。 私は、こんな夜中なのにまだ仕事終わらないのかな~、反省会かな~なんて不思議に思ったので覚えてたんです!! あれが夜逃げの最後の相談だったのかも。 なーんて全部私独りの妄想ですが、家壊しちゃうあたりがすごいよ。 当事者たちが誰もいなくなって、誰が壊す費用とか出してるのかと思うけど。 今すでに家なくなってました! 急ピッチな仕事ぶりにビックリ。 ちなみに~、すごい砂埃が立ち込めてるんですが、風のせいで全部こっちに飛んできます(泣) ただでさえ埃っぽいのにー。 なんだっけ、アスベ○ト問題はこっちでは大丈夫なんやろか? でもせっかく明るかった場所がまた暗くなっちゃいました。 最近ごはん作る時、外が暗くてつまんないもん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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