<動画>お食事終了!&素敵なハムスター物語を紹介します。
Hirokochanさんの「南カリフォルニアの青い空」というブログの中であったかくなる話を聞きましたので紹介させて頂きます。先日、ペットショップで子犬をクリスマスプレゼントの商品にすることに対して抗議メールを送ったばかりですが、このお話は作者の娘さんがクリスマスプレゼントにハムスターが欲しいというところから始まります。生き物に値段をつけて店頭で販売するシステムに反対されている人も多いでしょうが、ペットショップで生き物を買う人に対してあまりいい感じをお持ちでない方に是非、読んでもらいたいなと感じます。動物を家族として迎える姿勢は人それぞれ違いますが、このお話に出てくる娘さんはとても真剣です。私もペットショップやオークションでの生体販売には賛成派ではありませんが、手段が違うだけで、その子に対しての気持ちが真剣であることが大切だと思っています。お話は1~3ありますが、ここでは1話ずつ紹介していこうと思います。以下、そのままコピーします。********************すてきなフレゼント(その・1)毎年、クリスマスになると「何をあげよう?」と、頭を悩ませます。子供達が小さかった頃でも、勿論、日ごろ何を欲しがってるかは分かってましたが、三日坊主しきの贈り物より何か身につく物とか、長持ちする物とか実用的なものを多く与えました。例えば、本、クレヨン、色鉛筆、粘土、レイゴのような組み立てで自分で造り出せる物なんかです。「私、クリスマスにハムスターがほしい」娘が十歳くらいになったときそう言いました。「動物を飼うということは、責任が重いのよ。おがくずもちょいちょい換えてやらなければならないし、水も切らせてはいけないのよ。全部自分で出来ますか」「うん、私、ハムスターに関しての事は全て調べたから」彼女らしく自信たっぷりに答えたのでペット・ショップに連れて行ったんです。サンクスギビングの直ぐ後でしたから、まだ十二月も始めだと言うのに、ニューポート・ビーチのファッション・アイランドは、買い物客でごった返していました。「あ、ペット・ショップあった」店に入ろうとしても、入り口においてある大きな柵のなかの仔犬がキャンキャンいって、それを触りたがる客が大勢いてなかなか中にはいれません。やっと入っても従業員をつかまえるのが、又一苦労。ハムスターの場所に行ったのですが、たったの一匹しかいません。それも余り活発でないのです。「これだけですか。なんか、元気ないけど」「ええ、ハムスターは一番人気があるもんですぐ売り切れてしまいますからネ。一匹残ったから寂しいんでしょ、アハハハ」「また来ますでしょ?」「次の入荷は年が明けてからでしょうね。今年はもう無理です」というので娘に聞きました。「道具だけ揃えといて、来年まで待つ?」「待てない。これでいい、可愛いもの」娘はその薄い色の、でもふさふさとしたベージュの毛のハムスターを籠にいれてもらいました。(続く)********************残り2話はまた明日、あさってで紹介させていただきます。