2006/08/29(火)15:27
悪性リンパ腫抗がん剤治療 week13
サイクロフォスファマイド 静脈注射。
利尿剤の点滴もしたので、今日はマメに声をかけてオシッコを誘導。
白血球の数をかなり下げる薬剤らしく、予防の為の抗生物質も処方された。
現時点では元気度、普通。 お昼ね中。
今日は暑くなったので、車で通院。
駐車場に車を停めると前足でカリカリして 「開ケテ。出シテ。早ク。」 と催促。
車から降ろすと るんるんと早足で動物病院へ急ぐ。
ノアも病院大好きっ子なのだ!(グリも好きだった。)
今日の待合室は、みな良識のある飼い主さん。
50代くらいの男性がシーズーを一人で連れて来た。
初診用の問診表を書きながら、「年齢?わからんなぁ。」とつぶやくので、拾ったのかな?と思ってたら、おじいさんが急遽入院して預かったらしい。
若い男性がシェパードとダックスを連れて来た。
大きい!
素晴らしく美しく逞しい!!
何もかもを見通すような深い眼差し。
相棒のダックスへの細やかな気配り。(ダックスが他の犬に向かって小さい唸り声を出すと、そのシェパードはダックスの口元をなだめるかのように舐めていた。)
・・・・惚れ惚れする。
ジャーマン・シェパードは憧れの犬種。
でも多分一生飼えないだろう。
経済的にも体力的にもスペース的にも度量的にも無理。
最近は 犬を見ると切なくなってくる。
その犬が若くて美しければ尚更。
老いて病身であれば 尚一層。
犬の寿命が短いことを、身をもって知ってしまった私は、彼らが飼い主に寄り添って穏やかな目をしていればいるほど、その別れの辛さが見えてしまう。
ほんとうに限られた一瞬しか、ともに暮らせないのだ。
この世に変わらないことは何一つ無く、
万物は流転して、日々変わっていく。