テーマ:バンドマンの語り場(1286)
カテゴリ:音楽
リンク先のPさんのところで久々に The Velvet Underdround & NICO の名前を見て思い出したバンド。 裸のラリーズ。
高校までは親元でエレクトーンなどを習い、厳しい父親の元で管理されて育った反動で、上京した途端にカゴから放たれた鳥のように いろんなことに首を突っ込んだ。 といっても門限が異常に早い寮生活だったので、恐ろしい目には遭わずに済んだけれど。(今となれば門限に感謝!) その頃、音楽の趣味が一時的にアングラに。 ルー・リード好きだった寮の友達や、学校のクラスメートの男の子の影響。 その男の子が当時、この裸のラリーズにぞっこんだった。 で、彼に誘われて渋谷屋根裏へ裸のラリーズ のライブを観に行くのである。 今調べてみたら、オリジナル・メンバーの若林 盛亮は「その後、70年の「よど号」ハイジャック犯として北朝鮮へ。」だって! その屋根裏のライブも 独特の雰囲気でした。 各テーブルには蝋燭。 お香のような(まさかドラッグ?)匂いと煙が立ち込める店内。 観客はほぼ全員が 黒尽くめのいでたち。 NICOのような風貌の怪しい女性が写真を撮りまくっているのだけれど、テーブルの蝋燭がジャマなのか、それを次々と倒す。 火事になるじゃん! その後私は学校で音楽サークルに入り、もう少し一般ウケする音楽をやるバンドに入り、アンダーグラウンドの世界に深入りすることなく、現在に至っています。 クラスメートの男の子は、その後徐々に学校に顔を出さなくなり、消息不明。 卒業したのだろうか。 いつだったか、銀座で彼に似た人を見かけた。 もう若いとはとっくに言えない年なのに、相変わらずの長髪と黒尽くめのスレンダーな格好で、まるで水槽の中を泳ぐように歩いていた。 今何をしてるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|
|