こどもたちの笑顔のために

～　ひとみ危機一髪　つづきです　～

○　日曜日はパパが仕事の日でしたので、ひとみはママと大好きなスケートに行ったのです。

○　さすがに３回転半ジャンプはまだできませんけどね（笑）、ひとみはもう、親の手を借りなくても、一人でどんどん滑っていきます。

○　ひと滑りしたひとみが、ママとリンクの隅で、削られた氷で遊んでいた時のことです。　遠くの方で３年生くらいの男の子が一人転んだそうです。　すると…　その男の子が…



　　　　　　　　　　　　　　　　　ツツ～～～～～～～ッ　 と、



○　ひとみとママめがけて　背中で滑ってきたそうです。　（　あぁ、あまりよくない結末が目に見えるようでコワイ～　）　そして、男の子のスケートの刃が、ひとみの顔面を直撃します。

○　今、冷静にキーボードをカタカタ打てるのは、刃のあたった場所が　たまたま　おでこ　だったから、そして、たまたま　少しの出血だけで済んだ、　からなのです。　ひとつ間違えば大惨事です。

○　ママは毅然としていました。　男の子に　「　気をつけるんだよっっ！（怒）　」　と一喝し、すぐにひとみを抱きかかえ （ 日曜日ですから ） 救急病院に直行したそうです！　

○　幸い、本当に幸いなことに、顔面を縫うこともなく、おでこに少～し大きな絆創膏を貼ってもらった程度で、家に帰って来ることができました。　あぁ～　よかったぁ～♪

○　でね、その男の子も、おそらく近くにいただろうその親も、ケガをさせてしまったことへの一言の詫びも、処置もヘルプもなにも…　


　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　なかったそうです。　　あきれるでしょ！



○　家に戻ったひとみはこう言いました。　「　でもね、その子わざとやったんじゃないの。　だから、もういいの…　」　この子、私よりずっと偉いわ…

○　私もママも、もうその子がどこの誰でもいいですよ。　許します。　許しますけどね…



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　親の顔が見てみたい…　

　　　　　人間としての基本をちゃんと教育しておいてください、そしてオマエもな。