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2009/09/25
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カテゴリ:幸せのために



『夢の中の夢』



たまに、自分自身の心をじ~っと覗き込んでみる事がある。

小学生の頃、

天井や壁の模様をじ~っと見つめては、

その模様の変化を観察していた時のように、

その存在だけに集中する。

自己との対話というのと、少し違って、

じ~っと、寄り添うようにシツコク様子を伺ってみるのだ。

馬鹿なことやってんじゃないよ!って声が聞こえてきそうだ。

聞こえたのかもしれない。

だが、そういわれると、かえって、

何か隠してんじゃないかと覗き込みたくなる。

こんなこと、

普通の人はやらないだろう。

というか、怖くてやれない。

でも、なぜ怖いんだろう?僕は、自分にそう問いかける。



もう何年も前の話だが、

怖い夢を見て、

その夢の中でなぜか子供だった僕は、

その夢から目が覚めて、

恐くて父親のところにすっとんで行った。

だけど、家の中には誰も居なくて、妙に室内が薄暗い。

なんだか、またまた怖くなった子供の僕は、

裸足で外に飛び出した。

そこへ「どうしたんだ?」って感じで、

父親と母親が近づいてきた。

だが、その二人とも顔が白くて、

まだ作りかけの変な顔をしていた。

僕は、ギョッとして、

飛ぶかのようにその場から全力で走り去った。


「とんでもない事になったぞ、これからどうしよう。」

と思ったときに、夢から覚めた。

夢の中で夢を見ていたのだ。


僕は、日常に戻ってほっとした。

窓から、光が差し込んでいた。

そして、ここは本物だよって印に、

心臓がバクバク音をたてている。

まるで、

その音は、「変な気をおこしちゃいけないよ。」

「真実を見ようとしたら、またお仕置きしちゃうよ。」

とでも言ってるかのように僕には聞こえた。


その後、友人に夢の中で夢を見た話をしたら、

その彼はこう言った。



「これも夢かもな。」









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Last updated  2010/12/03 03:15:43 PM
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