2013/07/19(金)00:11
『たとえ話』
今夜も静かに、淹れたてのコーヒー片手に
音楽タイム。寝る前は心落ち着く曲がいいですね。
お気に入りの「グレンマーカットの建築」をパラパラ眺めて、
静かな音楽を聴いてのんびりとした時間を満喫しています。
僕は、ベッドに入ると、必ず本を読むんですが、
今は、新刊よりも昔読んだ本を読み返すことが増えました。
新たな気付きがそこにはあって、
日々、新鮮な思いが溢れます。
皆さんも気に入った本、なるほどと思えた本は
再読されるといいかもしれません。
以前、僕はあることでずっと悩んでた事がありました。
解決の糸口というか、突破口が全く見つからず、
途方にくれていたんです。
ある夜、ふと昔読んだ本が読みたくなりました。
今ではそうしてませんが、以前は本を読むと、
気に入った箇所にはラインを引いていました。
再読して、また違った箇所が気に入れば、
また違った色でラインを入れていたのです。
ですから、本によっては、ラインだらけで、
かえって読みづらくなってたりしていました。
その本も、かなりラインだらけの本で、
2、30分ほど読んだあたりでしょうか、
驚いたことにその本の中に
僕が長く悩んでた問題の答えが書いてあったのです。
それも、まったくラインがない場所に・・。
ですが、僕にはその箇所が浮かんで
まるで光ってるかのように見えました。
答えと言っても、それは直接的なものではありませんでした。
それは、あることを説明するためのたとえ話だったのです。
「あ~、そうか。そうなんだ。」
僕は、ただ、その箇所をじっと見つめてました。
この時の驚きは今でも覚えています。
何度読んでも特に感銘を受けなかった何気ない話は、
この時のために用意されてた、そんな感じすらその時はしました。
何気ない言葉や話が人生を変えることがあります。
起きる問題の答えは常に用意されている。
そう思えると随分人生も楽しく感じられるものです。
あなただけに用意されている言葉、たとえ話に
あなたはもうどこかで出会っているかもしれません。
または、どこかでそれらは静かに眠ってるかもしれません。
いつか、必ず、あなたがそれを必要とした時、
姿を現してくれるに違いありません。
その時が来るまで、それは姿を変えて
別の話の中にくるまれて、
あなたが迎えに来るのをきっと待っていてくれるでしょう。
今夜も綺麗な星が見れるといいんですが・・。
■po(* ̄。 ̄*)o クリープの入っていないコーヒーなんで
( ̄ * )だめかな?