カテゴリ:食について
昔、米を洗ってたら
男が 後ろから 忍び寄ってきた・・・ ムフフフ おっと そうじゃなかった ぜんぜんそうじゃない、 ここから米洗い対決の火蓋が切って落とされた。 男「お米ってねこうやって研ぐんだよ」 と少ない水の中でゴリゴリムギュッとガスガスとやってみせる。 しかし私は腐っても兼業米農家の娘であった。 昔昔は、精米技術が低くて家で更に米を「研ぐ」必要はあったが 今は表面に付着してるぬかを水が澄むまで冷たい水で流せば十分なんだ。 ゴリゴリムギュッとガスガスそこまでやっちゃ壊れるよ。 それを話そうとした瞬間のこと・・・ 男「お母さんにこんなことも習わなかったの~ 米もまともに洗えないんかい~」 私はぷちんと切れた。意地悪女に豹変だ。 私「あなたのお母さんこそいつの時代の人かしら。 風車で脱穀してたころ? 技術的に精米が足りてないのならそのくらいやる必要あるけど そんなにゴリゴリやったら米がホラ壊れて崩れてるでしょ! 無意味な労力で味を損ねてるのよ。」 男「何を!昔から米はこう研ぐって常識なんだ、 研ぐって漢字の意味を考えてみろよ。 っとにこの女は・・・」 私「だから!昔とは現状が違うんだってば。 あなたこそさ~もっと科学的に考えたら?、 宗教じゃないんだからさあ。 「米を研ぐ」というのは昔からの言葉でそういうけど いまやきれいな水になるまで洗うことを言う感じだよ。 TVリモコンがボタンなのにチャンネルを回すって言うのと同じよ」 男「話にならん」 問題は無知ではない。 指摘されてなお冷静な論理的思考のできない事で 更には非科学的な宗教的な行動と頑固さだ。 これがまだ、「分かってるけどプライドが」なら その辺伝わってくるから、可愛さを感じるし こっちも言い方を反省したりするけど 本気でそう思ってるやつはどうにもならん。 京大の理工学部だったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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