カテゴリ:ビジネス系
うちの坊さんは30年以上の付き合いだ。親の後を次いだ坊さんで
昔は学校の先生と坊主という兼業坊主だった。 7-3に分けた髪がふさふさと揺れて当時の坊さんとしては垢抜けて しかもかかりつけらしく故人の話を交えた いい仏教話など聞かせてくれるから知的さが生きていてよかった。 しかし、今70過ぎ、学校は退職し坊さん専業、天然つるっぱげ坊主。 だけど、その無頓着ぶりというか諸行無常ぶりはすごい! 袈裟の袖はろうそくで燃えたような穴がある!! 上に重ねる袈裟を運ぶ入れ物はなんと羽根布団の入ってる袋だし!! 10月中旬でも薄く透けた夏の袈裟じゃん!!衣替えどうしたあ! これらは、ある意味、檀家として葬儀とかではお客さんに恥ずかしかったけど 「ああ、これが俗世間にトラワレナイ無我の境地の行き着くところかもしれない!」 といいように考えてた。 しかし、だんだん それはかいかぶりに思えてきた。 世間の話では葬儀関連のお布施は○十万だのに 付き合いが長いのなら坊さんに聞くが一番いいとの葬儀屋さんの話があって 坊さんに聞くと相場の2倍の○十万!!と言われた!! 聞かんときゃあよかった。。。。 妹は「うーん、これが坊主丸儲けの語源たるものだわ」と感心してたけど 私は「そこまで金とるのなら袈裟などキチンとしてクレよ!!」と 次第に不信が募ってきた。 さらには、先日の3七日の時にはすごい言葉を残していった。 「仏さんの前であれですが 嫁さんとしては大病したり、早死にするというのは徳がないからだ」 ゲゲゲゲ!!と思ったがよく解釈しなければ怒っては無知かもしれんと 一日考えたよ。 病気になるのは「気」の持ち方の集大成というのもある、 母の中でときどき「悪いように心配しすぎ」とかいう癖もあったから それかなとか、いろいろ考えたよ。 で、父に「あれはどういう仏教哲学なんだろうか」と尋ねたら 『あれは、農村にありがちな時代錯誤的な嫁の評価に過ぎんだろう。 あんなことを言うのはけしからんのだけど、そういう時代の人だよ』 だって。なるほど、父もそういう表現を口にすることがあるな・・。 しかし、それにしても 丸儲け坊主への不振は募るばかりである。 7日ごとに1万包むのも払いすぎというか うちは宗教は哲学や習慣では受け入れてるが 論理的には死後の世界なんか否定してる一家だ。 だから坊主のぼったくりはすごすぎる 「お経の読めるひと派遣サービス」なんかあったら 一回3万くらいでもすごい時給ビジネスになろうねえ。 信心深くて仏壇があるわけではなく 考えのないところにおいてシステムに流されてるだけど 何もしないわけにいかないし・・・・ に対応できるサービスがあればそっちでいいんだけどなあ。 p.s.ちなみに私は 戒名なんて要らないし、墓も入れられたくない。 くそ坊主に何十万も払ってお経なんてしみったれたものをあげたら 嫌で化けて出てやる?!もったいない。 残された者が自分のためにやるというのなら何でもどうぞとも思うけれど 私のためにやってあげなくてはなんて、そんなのさらさら要らないよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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