カテゴリ:映画・演劇系
ドラマ「ライアーゲーム」の録画を見終わった。
原作コミック「ライアーゲーム」 白を黒と言うのって大変なことで かなり不自然で難しいと思っていたが ドラマ「ライアーゲーム」で登場人物達は 驚くほど自然に白を黒と言う。 自分にその方がメリットがあるから本音で思ってるからそう言えるのだろうけれど。 しかし、どう考えても、今度こそは絶対に無理と思うような状態でも こうもすんなりと自分の思う方向に人をいつのまにか取り込んでいけるかと何度も 話術には驚いた。あり得ない程追い込まれた状態が一変して有利に転がる。 主人公の女性(カンザキ・ナオ)のあまりにも物事を浅く考えるのには イライラしたけれど、彼女の善意は決して中途半端ではなく 非常にしっかりしたものだった。だから何度も騙されながらも、 力のある人に助けられ、その中でハッピーエンドの可能性を必死に探り、 そして周りの人を助けながら人を信じることで周囲をも変えていく。 いくら人を信じたいと思っても、信じて良い相手とそうでない相手がいるだろが! と思うシーンもあるが、信じてはいけない相手を分けないから良いんだとも思えた。 騙されもするけれどそっちが大きな未来がある。 これが中途半端な付け刃だと、窮地に陥ったときに醜い部分が一気に露出してしまうだろう。 だけど主人公の女性はそうそうは賢くなかったけれど深い慈愛があって それによって皆も自分も救われ、ゲームの主催者の心まで救ってしまったラストは また意外な展開ながら良いまとまり方だった。 ビデオ化はされていないようだけれど、原作のコミックは売ってる。 見る価値はあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/06 12:52:06 AM
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