火垂るの墓に複雑な気持ちになった
一昨日「火垂るの墓」をはじめてちゃんとみた・・・で、自分に置き換えて感じることがあってあれこれかなりショックだった。可哀想だけど、可愛くない、可愛いけれど、可愛くない・・・頑張ってるんだけど大人からすると可愛くないんだけどそれでも頑張ってるところは愛しくも思えたり。軍人の子だったからなんだろうけれど、なかなか頭を下げられない。いや、たぶん、下げてるつもりでも人はそうは思わない。「どうしたらいいんですか?」「仕事をなんとか下さい」とかもと聞けない。いや、聞いてるつもりなんだろうけれど相手はそうはとってくれない。自分に非が多少あっても相手も悪いと「ごめんなさい」が言えない。悪い子では全然ないんだけど、自分も必死に生きてる大人からするとある意味可愛げがない子供って感じにも見えるだろう。・・・だけど自分で生きていくある程度の力はあるからそれで必死に頑張るんだけど、、、だけど彼らは死んでしまった。私も似たような部分があって「助けて」ってのが言えない。あの時代だったら生きてられないかも。。。。。いや、今でも生きてはいるけどそういう部分が全然可愛くなくて駄目だな・・・って思うところがかなり大きくある、、、生きるのに大事な力ってのは人に人に頼れる力だなって思う今日この頃。苦しいときに「助けて」が言える人が結果的に強く生きれるんだろうなと・・・。まあ、人に頼るのが下手な人は、下手だから自分でやるしかないと考えるからだから頑張れるとかもあるんだろうけどね。でもあの映画見ながらそれではいかんのだろうなとも思ってみたりしたよ・・・。だけどだからって急に可愛くなれるようなものではないんだよね。上手くも言えないのにお願いしようとしてみても甘えてるとはねつけられるとか「だから頑張れてる」って部分が崩れちゃったり、育ちや地の性格ってなかなか一朝一夕では変わるもんではない・・・。頑張れる人が強いかと思いきやもろくもあるんだよね、人に情けないところを見せられない美学やプライドの方が優先しちゃったりしてね。だから頑張れてた人ほど人に相談もせずにできずに孤独になって疲れてしまって自殺を選んじゃったりしたりとかするんだろうなとも思ったりする今日この頃。