|
カテゴリ:家族
長男チロが出発する日がきた。 昼まで授業を受けて、学校から出発するのだそうだ。 半月以上家を離れるのは初めてなので 本人も昨夜 は落ち着きなく、何度も何度も リビングへやってきてワタシにたわいもない話を聞かせていた。 空港でパスポートを出すときに気が付くように そおっとチロあての手紙を書いていたワタシは 彼がリビングに来るたびに さっと隠さなければならない。 しまいにメンドクサくなって 「はよ あっち行って。もう寝なさい。」 と冷たくあしらってしまった。 まだ肋骨のコトが心配だったので 乗り換える駅がひとつでも減るよう 今朝 途中の駅まで車で送ってやることにした。 5分ほど走ったところで 「忘れ物ないね?」 「うん!」 と言った舌の根も乾かぬうちに 「あ 充電器忘れた」 あちゃ~ Uターン 自宅前で、家の鍵をチロに渡して 車から下ろし、 急いで車を方向変換させてまた自宅前につけた。 するともう チロが飛び乗ってきた 早っ! まだちゃんと停まってへんかったのに。 「レッツゴーっ!」 何がレッツゴーじゃ のん気なヤツめ 「電車1本遅れたかもね。」 そんなコトを言いながら 目的の駅前に車を停めた。 トランクからスーツケースを出してやり それを持ってチロが歩き出そうとすると 細身のカラダがフラフラと荷物に負けそう。 ダイジョウブかいな チロのあいている方の手を両手で包むように握って 「いってらっしゃい! 大賞とってきてねっ!」 まだ 荷物としっくりこない後ろ姿を見送った。 行っちゃった。 なんだか淋しいなぁ ダンナもプチ単身赴任中だし しばらく次男ポチとふたりっきりか・・・ なんとなく静かに感じる家の前まで来て 泣きそうになった あ い つ 家の鍵 持って行きやがった 仕方なく朝っぱらからチロの高校まで2時間かけて 往復してきたワタシにクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家族] カテゴリの最新記事
|