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カテゴリ:次男ポチ
大阪滞在中 実家の母とワタシは 毎日 時間が経つのも忘れて 楽しくおしゃべりをしていた。 で ひょんなことから 幼い頃の次男ポチの話になった。 「あのコは昔から ヒトのことを気にかけるコやったわ。 今も忘れられないことがあるのよ。」 と微笑む母。 ポチが小学校低学年の頃 ワタシの実家の親戚が集まる行事があり、 その帰りにみんなで ボウリングをすることになった。 長男チロやイトコたちも一緒に レーンの前でヨッコラショと 楽しくボールを投げていた。 と イトコのひとりオレンジちゃんが (↑オレンジちゃんの記事を読む) 溝に落ちてばかりでうまくピンが倒せないと ベソをかきはじめた。 すると それを見ていたポチは ベンチで孫たちを見守っている ワタシの父のところへ オレンジちゃんを連れて 「ねぇねぇおじいちゃん お願い、 オレンジに投げ方をアドバイスしてあげて。」 と頼みにきたそうだ。 そこでジイちゃんは オレンジちゃんに 「おまえのボールは あっちに曲がるから もうちょっとこっちから投げたらどうや?」 とひと言アドバイス。 すると 次の番で 素直なオレンジちゃんのボールは 吸い込まれるように 真ん中に向かい 何本かのピンをパタパタと倒した。 パッと笑顔になるオレンジちゃん。 ポチは 「やったぁ! オレンジすご~いっ!」 と場を盛り上げながら そっと おじいちゃんの方を振り返り 『やったね!』 指でサインを送ったそうだ。 「あの姿が忘れられない。」と母。 負けん気が強くて 一番が大好きで 目立ちたがりのポチだが 調子の悪い相手がいるのに 自分だけが勝つことに 満足するタイプではないのは 昔からの性分のようだ。 「それにしてもねぇ。」 噴出すように母が笑い出した。 ホントに。 ポチよ あんたさ オレンジちゃんより ひとつ年下なんですが めっちゃ 態度デカイし ワタシたちもうっかりするとポチの方が年上と勘違いしてしまう。 オレンジちゃんはただいま大学受験生。みんなで応援している。 ←母の日バナーでクリックよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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