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カテゴリ:家族
一ヶ月前に体調を崩し そのまま悪化させて入院となり みなさまに大変ご心配かけた ダンナはその後 退院して職場復帰しながらも 食欲はなかなか戻らず 熱はもうないのに まだ咳が残っていたりして 「何を食べても美味しくない。」 「なんかシンドイ。だるい。」 休みの日は寝てばかりという テンション低い毎日が続いた。 ダンナが入院していた時は ちょうどシゴトが夏休み中で ふた駅離れた病院まで 毎日欠かさず面会に行き 帰るときには必ず手を握っていた ナイチンゲールなワタシも 自宅療養となると 体調のコトを考えて作った食事も どんよりとした顔で少ししか手をつけず 退院後の診察では そろそろ回復してもよさそうな 診断結果にもかかわらず いつまでもスッキリしないダンナに ちょっとだけ ほんのちょっとだけよ 「ああ しんど」 と思うようになってきた。 昨日の朝 シゴトが休みだからと 布団から出でこないダンナに 今日ワタシは午前も午後も 一日勤務だからねと声をかけ 「熱も下がってるのに なんでそんなに調子悪いのかなぁ。 どこか他に 悪いところでもあるのかなぁ。」 と言うと 「なんか 肝臓が痛い。」 へ? 肝臓? 胃が痛い 肺が苦しい っていうなら話はわかるが あんた 肝臓の位置がわかるの? ていうか 肝臓って痛みを感じないから 沈黙の臓器って呼ばれるんちゃうの あのね たぶんね ダンナは入院中に黄疸のように 白目や肌が黄色くなったことがあり 抗生剤の点滴の副作用か何かで 肝臓障害を起こしているのではないかと ワタシが心配したことがあった。 主治医からは 入院時に既に肝臓の数値が悪かったので 副作用ではないと説明を受けたのであるが きっと それが頭に残ってるんだと思う。 退院時に 念のため 「しばらくお酒をやめましょう」 と言われたこともあって 真面目なダンナは 自分は肝臓が悪い と思い込んでるんやろう。 それが証拠に 今朝 かかりつけ医での 血液検査の結果が出て 肝臓の数値も含め すべてが まったく問題のない正常値 だとわかったとたん あらまぁ スッキリした顔 ダンナの肝臓は沈黙でなく 単純な臓器 医師に「これからは美味しいものをたくさん食べて元気になりなさい」 と言われたそうな。というわけでめでたく酒解禁。 ←健康にカンパイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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