2010/02/19(金)19:09
愛はどこへいった
義父に新しいマンションでの生活を
気持ちよく始めさせてあげたいと
オリンピック競技も観ずに
(¬з¬)σ まだ根に持っているし
方向音痴のワタシでさえ
すっかり道を覚えてしまったほど
レンタカーに荷物を積み込み
マンションの間を何往復もする
怒涛の4日間を終え
東京に帰るべく
ワタシとダンナは新大阪駅に向かった。
ワタシたちの乗車チケットは
新幹線+レンタカーのセットがお得な
【レール&レンタカー】
割引対象となる「ひかり」の
自由席を利用するのだが
最近は「のぞみ」の本数がダントツで
「ひかり」は30分に1本くらいしかない。
時刻表を見ると
3分後に新大阪発の「ひかり」があったが
「どうする?30分後のにする?」
その日は日曜日で おまけに夕方。
新大阪発といえど出発3分前ともなると
自由席はもう埋まっている可能性が高い。
迷っているダンナに ワタシが
「とりあえずホームに上がって
(乗ることに)チャレンジしてみる?」
オトコらしく決定
少し早足でエスカレーターを上ると
もうすでに「ひかり」はホームに。
あらら しまった
ここって11号車の前やん;;;
自由席の5号車まで歩くには
時間がかかりすぎる。
あ~ もう無理やなぁ
諦めて次の「ひかり」で帰ろうか
と言おうと振り返ると
もうすでに
ダンナが5号車の方に向かって
走り出していた。
え~っ! 乗るのー?
ホームの乗客の間をぬって
両手に荷物を持った中年夫婦が
走る 走る 走る
ダンナにとっては小走りでも
足の短いワタシにはかなり早いペース。
追い討ちをかけるように
いまにもドアが閉まりそうな
出発前のアナウンス。
いやぁあん 焦るや~ん;;;
ほんでも ヤツは
どこまで行くつもりやねん;;;
次の新幹線にしてもいいねんし
そんなにコレに乗りたいんやったら
8号車くらいから乗り込んで
車内を移動すればいいやんか
あのね
ニンゲンというのは
どこまで走るということがわかっていれば
自分のペースで走ることができるが
どこまで行くつもりかわからん相手の
後を追って走るとなると
これが めちゃくちゃシンドイ
もう乗り込むか
もう走るのをやめるかと
思いながら必死で追いかけるが
ダンナは後ろを振り返りもせずに
いっこうに足を止める気配がない
両手の荷物が重いし
4日間の疲れも溜まってるし
心臓バコバコ 足はフラフラ
とうとう
立ち止まってしまったワタシ
どんどん遠ざかってゆく
意味わからんオトコの背中にむかって
「無理~~~;;;
もう無理ぃ~~っ!」
ホームの真ん中で 涙目で叫ぶ
結局自由席には座れたが「体力ないなぁ」と地雷のダメ押ししたダンナは
京都に着くあたりまで隣の席の嫁に散々文句を言われ続けた。
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