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カテゴリ:鬼ヨメの介護日記
肺炎で入院していた病院を とりあえず退院はしたものの 依然として状態が良くないという 義母の病状とこれからの治療方針について 主治医から説明を受けることになった。 万が一のことも考え ワタシはしばらく大阪に滞在する予定で 大きなバッグに荷物を詰め込み 昨日の朝早く新幹線に乗って 義母の入所している 特別養護老人ホームに向かった。 なので この日記は大阪からの更新である。 のハズだった。 えーっと この書き出しはこれで3回目か。 えっ まさか 次男ポチが3度目の骨折か? いえいえ ご心配なく。 ポチは元気に いえ おとなしく受験生しております。 実は 2~3日前から義母の容態が少し安定し 嚥下障害を起こして まったく何も口にできなかった状態から 少しずつゴックンできるようになり 昨日は姪っ子が広島からお土産に買ってきた 紅葉饅頭をペースト状にしてあげると 美味しそうに食べたそうだ。 孫からの土産って わかったのかも このまま危篤状態に陥るかと心配して 職場に約一週間の休みをもらって 慌てて駆けつけたのだが とりあえずこのまま そばにいられる者が交代で 様子を見守ろうということになり 今回 職場に無理を言って 勤務を交代してもらっていたワタシは いったん東京に戻って出勤することにした。 比較的休みが自由に取れる義弟と 夏休みで帰省中の 大学4年生の姪っ子に後を頼み (大学院に進むので就活はしないらしい) ワタシは その日の夕方の新幹線で 我が家に帰ってきた。 東京⇔大阪 往復8時間 大阪滞在 約3時間 くたびれたー 容態は安定しているとはいえ 義母の人生の残り時間を示す針は ゆっくりと確実に進んでいる。 主治医から丁寧な説明を十分に受け 兄弟夫婦で何度も話し合った結果 できるかぎり 義母が 苦しい思いをしなくていいよう 延命のための薬や機械に頼ったりせず 静かに見守っていくことにしようと。 もしも 義父が生きていたとしたら そう望んだに違いない。 義弟が何度も何度も 愛おしそうに 義母の顔を包むように優しく撫で そして おそらく幼い頃 自分がかけられていたであろう言葉を 母親の耳元にそっと投げかけた。 「なぁ おかあちゃん。 ようさん食べて元気になってや」 義母の生命力を信じよう たくさんのお見舞いのコメントありがとうございます。 皆さんからの励ましが何よりもありがたくパワーの源となります。 ←ゴックンもポチッも元気になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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