クリスマスプレゼント
クリスマスの朝 ケセラセラ家は大騒ぎだった。ダンナの枕元に クリスマスプレゼントが置かれていた。 ダンナがいそいそと包み紙を開くと最近壊したので買わなくちゃと言っていた軽量折りたたみ傘が。 この冬を軍手で乗り切ろうとしていた次男ポチのベッドの上には あったか手袋 そして長男チロの部屋には 初めての自分専用電気シェーバー。今までお父さんの借りてたもんね。よろこび方も 三人三様である。次男ポチは数年ぶりに登場したサンタさんに「お~っ! サンタが来たぞ~!」 と大喜び。同級生にも見せびらかしたらしい(笑)ダンナは 包み紙を開いたとたん なぜか「なぁ。これってポチが置いたんか?」 ポチがプレゼントしたと思い込む。「ボクなワケないやんか。サンタさんが来たんやって。」そうやん ダンナ。夢壊すようなこと言わんとってくれるか。長男チロは「ふ~む。そうか。こう来たか。まぁしかし 実用的なプレゼントやなぁ。」と言いながらもパシャ。 パシャ。 パシャ。携帯で写真を撮っている音が。 ぷぷぷ。いくつになってもサンタさんからのプレゼントは 心がウキウキするらしい。 そして ワタシがその日 大喜びしたのはサンタさんからのプレゼントではなく「お母さん、順位上がったで。」次男ポチの成績表。前々回 地を這うようだった順位が前回 助走らしき動きをはじめ今回やっと 低空飛行ながらも離陸に成功。 最初にもらってきた成績表から 100番以上順位をあげた。それでもまだまだ ポチの前には抜きがいのある人数が並んでいるし (¬з¬)σ 今まで どんな順位やってん ポチ自身も もうちょっと上の順位を狙っていたそうで決して満足をしていないらしい。これからも まだまだ喜ばせてもらえそうである。来年も期待してるけどさ慌てんぼうのサンタさんみたいにうっかり落っこちないようにね。 つい奮発しちゃって財布の中身も あいたたドンドンドン←メリークリック