カテゴリ:読む
三宮真由子さんの「幸福の羽音」より
涌出 手が花に 触れていました 砂の風紋を 足で探っていました すると 音のない声が 聞こえてました 大樹にもたれて 耳を澄ませていました せせらぎに 両手を曝(さら)していました すると 揺らいでいた気持ちが 静まっていきました 小鳥が景色を 歌に訳し 風が空の色を 音に訳しています 心の中に 何かが涌き出してきました 私の魂は その泉を飲み そうして生まれた言葉が 誰かの耳に届きました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 21, 2006 10:12:07 AM
コメント(0) | コメントを書く
[読む] カテゴリの最新記事
|
|