笑 店

2008/05/30(金)20:59

ちいさいモモちゃん

読む(230)

ちいさいモモちゃん モモちゃんとプーモモちゃんとアカネちゃんちいさいアカネちゃん  幼い頃、「ちいさいモモちゃん」を、母に読んでもらったことだけは、何故かはっきりと覚えています。 当時は、日当たりのとても良い、鶏小屋を改装した小さな家に 親子3人で住んでいました。すぐ近くの、幼稚園に通っていましたが、建物は普通のお家。 きっとこじんまりとして、先生の目も行き届き、和やかな雰囲気の幼稚園だったのでしょう。おやつが生のいちじくの時だけ、ちょっと苦手なだけで、楽しい時間を過ごしていたようです。 まだ妹が生まれる前でしたので、両親の愛情を一心に受けていた時期。。。その時のあたたかな気持ちも、無意識に蘇ってくるのかこの本の表紙を見るだけで、心がほっこりしてきます♪ 同じ幼稚園に通っていた、園長先生のお子さんも モモちゃん。背も高く、とてもきれいな すっとした顔立ちの一つ二つ上のお姉さんで、モモちゃんと言う名前にも、憧れていました。 挿し絵のシリーズも好きでしたが、このモモちゃんのジオラマの写真が数ページ付いているシリーズは、私にとって格別でした。そうしたら何と! 前回の日記でご紹介させて頂いた「どこ?」の本のジオラマ撮影を担当されたカメラマンの大畑俊男さんが、このモモちゃんシリーズも手がけていらっしゃったのです 道理で、惹かれる筈です。 モモちゃんの著者、松谷みよ子さんは、「仕事は嫁に行けば、できるようになるから 今のうちに本を読みなさい」と読書を勧められたお母様に、のびのびと育てられたそうです。 そんな松谷さんの、「思うことを そのまま書けば、ひとを傷つけると思ったからね。 だけど、童話は傷つけないでしょう。 象徴的に書けるから。 だから童話や詩の世界が、好きなんですね。」と仰った言葉が、とても印象的でした。(どこで読んだか、忘れてしまいました) 松谷みよこさんの公式HP↓http://matsutani-miyoko.net/index.php この間、「ちいさいモモちゃん」を、改めて読んでみると、図書館の閉架図書から出してきてもらった本は、もうボロボロ。だけど、今3才の甥やもうすぐ2才になる姪と重なって、新しい発見がいっぱいでした! 松谷みよこさんの他の本も、姪達にもっと読んであげたいなと思いました。 追記: ちいさいモモちゃん40周年企画として、こんなのも出てます。↓ちいさいモモちゃんにんぎょうえほん   

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