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カテゴリ:守る会
重症心身障害児者を守る会発行の「両親のつどい」12月号に
「重症心身障害児者の過去、現在、そして未来」という島田療育センターはちおうじの小沢浩先生の講演録が載っていました。 これは信ちゃんママさんに教えられてやっと昨日読んでみました。 昭和20年代~30年代では、障がいある子は治癒の見込みがないのだから入院治療に値しない、健康保険は使えなかったのです。 昭和33年に「重症心身障害児」という言葉が出てくるまでは、「異常児」と呼ばれていたそうです。 昭和36年に島田療育園がやっとのことで開設。でも運営費用がない。 そこで作家の水上勉さんが「拝啓池田総理大臣殿」という文章を発表し、それがきっかけとなって社会的反響が出て、そこから障害児に対する国のかかわりが変わってきたそうです。 「産んだ責任」 3年前、「障がいを持つ娘を殺害した容疑で母親逮捕。その子は知的障がいがあって施設に入所していて一時帰宅をしたときに殺害したそうです。 「私には産んだ責任があるから殺した」と供述している。 娘の年の30数年間、ずっと産んだ責任を考えてきていて、入所もしているのにそのことを考えないといけない人生って大変だったろうなと思い、これからの社会を作っていくにはどうしたらいいんだろうと著者は考えさせられたそうです。 この話は「愛することから始めよう」(大月書店)に掲載されています。 ホントに先人さん達の苦悩と苦労と努力があってこそ今の制度がある。 重症心身障害児者の歴史を私たちは忘れてはいけない、と思いました。 私も買いました。 早く読みたいな。 3月10日に守る会研修会で言われたことを思いだしました。 ・義務と責任を果たし、社会の共感を得る活動 ・現状への感謝と反省をし、重症児者の素晴らしさの確認と主張を行い、 子どもの輝きを邪魔しない親であること ・「三原則・親の憲章」に沿って結束した活動 今でも人々の心のなかには昭和30年代のような考えがまだ残っているのです。 だから、親が個人的な主張をしようものなら社会の目は反発し、当時に戻ってしまいかねないなと思うんです。 私たちは見られている・・・ そう思いませんか? 車椅子を押してスーパーを歩いているだけでも見られるでしょ。 だから、あんまり変な恰好もできない、ちょっと小ぎれいにしなくちゃーなんて思うんです。 困ってるってことは言えても、行政に文句ばっかり言っていたらかえって協力してくれないし。 子育ても、住んでいる町の自治会活動も、PTA活動も「できる範囲」(でいいから)一生懸命してると周りの人たちは温かい目で見守ってくれるんです。 3月24日のシンポジウムのラーの会支援者のみなさん始め、支えてもらっている社会の人たちに感謝をし、共感してもらえるような行動をしないといけないなぁと思うこの頃です。 やっぱり守る会っていいな。 気が引き締まります。 団体としてしっかり活動しているし、国に対して発言力もある。 そこまでになるまですごいエネルギーが結集されていった歴史もある。 この会に入ってよかったなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これを言いたかったのよ!(今度の保護者会で話ます)
MLにも書いて~ (2012.04.01 09:34:26)
以前、座位保持装置を購入しようと申請したら補助がでないと言われたことがありました。理由は、昭和20年代に施行された法律が見直されることなく使われていたことでした。思わず、今、平成です・・・。と言った覚えがあります。
ある番組で、歳をとった親が成人した子供を介護する事を「老障介護」という言葉で表現していました。その番組を拝見し、私達はどうあるべきかを考えていく必要があるのかな・・と思ったし、また歴史は大事にしつつ、未来に向かって進んで行かなくてはいけないと思います。歴史があるからこそ、時代と友に変わってきた制度、年配者の意見も大事にしつつ、若い人達の意見も大事にしていく、お互いの、年代が刺激し合って、よりよい生き方ができるといいなぁと感じます。それから地区の役も、出来る範囲で参加すると、若干、堂々と生活出来るかな?でも、出来ないこともあるので、区長さんに相談しながらになりますけどね。 (2012.04.02 10:04:22)
皆に支えられてるって良い事だよね
(2012.04.02 19:00:59)
あおちゃんさん
そうだねぇ。確か、座位保持装置は作ったら次は数年空けないといけないんでしたっけ。車椅子なら成長期は少しは配慮してくれますけどね。 法律も時代によって変えていかなくちゃいけないところもあったり、変えてはいけないものもあったりで難しいんでしょうね。 それをする作業も労力も決議するところなんかも考えたらなかなか手が付けられないのかも。 ましてや少数の障害関係は後回しになりそうだし。 あおちゃんさんの考え素晴らしいと思います。 先人さん達が勝ち取ってきてくれた今の制度は、私たちが利用していくことで反映されるし、そして、次の時代に繋げていく運動も私たちはしないといけないなと思っています。 私たち親は、最低限守らなくちゃいけない親としての姿勢は忘れないようにしないとね。反発されるような無茶な要望は控えるべきだと思います。利用負担も無料ではなく、応能負担でいいと思います。 地区のことは私ができないことは主人がしていますから、いつも堂々としていますよ^^ 「出来る限り」。住民として当たり前のことだしね。 (2012.04.03 16:51:37)
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