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カテゴリ:口腔ケア
久しぶりの口腔ケア情報です。
口の中は、外の空気と直接触れているので細菌は体に入り込みやすいですよね。 そして口の中の環境は、湿度(唾液)と温度(体温)、栄養(食べかす)があり、細菌が増えやすい環境です。 だから口の中に入った細菌はすぐに増殖していきます。 歯垢は細菌の塊なのはみなさんよく御存じですよね。 歯垢は虫歯を作り、それが歯石になると歯周病の原因にもなります。 また放っておくとそれが体の中に入って悪さをします。 そこで細菌の増殖を食い止めているのは唾液の抗菌作用だったり、体の免疫作用だったり、食べる時の口の動きだったり、ハミガキだったりです。
最近よくバイオフィルムって聞くでしょ。 歯垢もその一つなんだけど、舌苔とかもそうだし、上あごにも付くよね。 あと歯茎や歯の表面がヌルヌルしていたら、それもそうです。 このバイオフィルムを取ることが、感染予防につながるのです。 障害があると、唇は閉まらないことがよくあります。 たいちゃんもそうです。口呼吸しています。 すると舌の先が乾燥して白くなってしまいます。 口から食べ物を食べない人は、これは自然には取れてくれません。 口から食べない人は余計に口腔ケアは必要です。 歯だけでなく、舌、上あごのくぼみ、ほっぺたの粘膜など、チェックしてあげましょう。
ここで、注意点。 歯磨きは、機械的に細菌を歯からはがすのですよね。 歯からはがした細菌を体の外へ出すのは、「ブクブク、ペッ」なんです。 歯磨き後のうがいはきっちり念入りにしましょう。 うがいができない障害のある人は、吸引しながら洗い流してあげましょう。 たいちゃんが使っている歯ブラシは、「吸ty 吸引歯ブラシ」 です。
もひとつ。 舌苔を取るのに有効なのが重曹なんですが、重曹うがい もいいみたいですね。
今日は、久々に歯科衛生士の顔でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.27 06:22:12
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