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カテゴリ:思う事
毎日新聞2016年2月
脳性まひの息子、首絞めた朝 愛した44年、母絶望 母親は2014年11月22日午前8時ごろ、自宅で寝ていた次男の首を腰ひもで絞めて殺害したとされる。 そう昔ではない記事です。4年前。 毎日新聞は有料だったので見れなかったですが、他で検索したら全文が読めました。 母は44年間、障がいある子どもを愛し、育て、介護した。 主たる介護者の母の体力があるうちは、夜中の介護も、摘便も、体重重い子どもの抱き上げもなんとかなった。 でも母が高齢になって、自分自身の体も思うように動かせられなくなって、長年の制限された生活から鬱状態にもなり、 それでも障がいの子どもの介護を続けないといけない生活が、母の精神をさらに追い込んでいく ゴールが見えない、降りられない終わらない子育て。 障害ある子どもが「命」を全うしたら、それを見届けたら安心して自分も逝ける。 その安心がなかなか来ない。 在宅の支援が整いつつあるけれど、それも日中の数時間だけで、ほとんどが家族が担う介護。 障がいある子どもの親の「安心」は、どこにあるのだろう。 施設入所? したくてもベッド数が足りなさすぎる。 医療的ケアある子どもたちも増えてきた。 無事に生まれてきてほしいという親の願い。 その子達はいずれ大人になる。 大人になってからの行き場はあるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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