カテゴリ:JR東日本(千葉エリア)
2月11日は「211系の日!」ということで、今回は房総地区の211系を紹介。房総地区には2006年から、113系のうち老朽化した車両の置き換えとして東北本線や高崎線などで使われていた211系3000番台(5両編成)が導入されました。 3000番台は寒冷地仕様車で、押しボタン式の半自動ドアに対応しています。房総各線でも、始発駅や冬季の長時間停車時などで半自動扱いが行われていました。 この211系は鹿島線を除く、房総各線で使用されましたが、2011年に内房線、外房線、東金線から一足早く撤退しました。残る総武本線、成田線も2013年3月のダイヤ改正で撤退することが決まり、房総から211系が消滅することになります。房総地区で第2の人生を送ってきた211系は長野への転属が決まり、今度は長野で第3の人生を歩むことになりました。すでに115系と同様の「長野色」をまとう211系が登場し、活躍が待たれています。 満員の乗客を降ろし、再び銚子へ向かうマリ405編成。(12.04.15 千葉駅) 外房線から東金線に直通する場合は、「外房・東金線」の幕が出ていました。 マリ408編成で、この編成は3000番台のラストナンバーでした。(撮影日不明 千葉駅) 千葉駅にたたずむ211系マリ502編成。(10.05.03 千葉駅) 211系は日中の総武本線の運用が多く、私も通学などでよくお世話になりました。 線名を表示する幕がなぜか真っ白のマリ503編成。(09.11.23 千葉駅) ここは内房線のホームなので「内房線」と表示するはずなのですが… 成東駅3番線に停車中のマリ508編成。編成番号が500番台の編成は、クモハのパンタグラフが2基搭載されています。(12.01.16 成東駅) ☆車内 多くの車両で、シートモケットが深緑色に変更されています。また、サハ以外の車両にはドア横に防風板が取り付けられています。これはおそらく長野への転属を見越したものと思われます。(10.05.15 横芝駅) 一方、長野に転属せず廃車される予定のサハはシートモケットの色が登場時と同様のえんじ色のままで、防風板も取り付けられていません。営業運転中から差別化が図られ、ちょっと悲しいです。(一部のサハは深緑色モケットとなっています。) この車両は211系の中では後期に製造された平成3年製で、吊革がすべて三角形となっています。211系の中でも比較的新しい車両が廃車になってしまい、非常に残念です。(10.05.15 横芝駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.11 18:29:35
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