カテゴリ:踏切の旅~内房線
太海~安房鴨川間の2つしかない踏切のうちの一つです。住宅地の中にある静かな踏切で、周辺住民の利用が多い印象でした。 反対側から。「長狭高」(ながさこう)という踏切名は興味深く、この近くにかつて存在した「県立長狭高校」が由来となっています。この高校は1965年に国道128号沿いに移転し、跡地には鴨川市立鴨川中学校ができました。しかし、中学校も校舎の老朽化や統合により2011年4月に別の場所(鴨川市広場)に移転しています。 現在は中学校跡地(当踏切名の由来となった長狭高校跡地でもあります)には2012年4月に亀田医療大学が開校しています。したがって、敷地は高校⇒中学校⇒大学と変遷していますが、踏切名だけは変わることなく「長狭高」を名乗り続けています。ほとんど変化することのない踏切名は、その地域の歴史を紐解くことができる面白いツールであると考えています。 (参考:千葉県立長狭高等学校HP、鴨川市立鴨川中学校HP、フリー百科事典ウィキペディア『鴨川市立鴨川中学校』、亀田医療大学HP) 太海方を見ます。 安房鴨川方を見ます。 長狭高踏切 118K803M 幅員3.2M 所在地:千葉県鴨川市横渚 撮影日:14.03.06 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.31 15:07:38
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