カテゴリ:JR九州
2017年4月に肥薩線の隼人~人吉間に乗車してきました。吉都線との分岐駅となっている吉松駅から人吉駅までは、「いさぶろう・しんぺい」号に乗車しました。この列車はスイッチバックやループ線、美しい車窓が魅力の吉松~人吉間を満喫できる観光列車です。
ユニークな列車名は、この区間が建設された当時の逓信大臣だった山縣伊三郎(やまがた いさぶろう)、鉄道院総裁だった後藤新平(ごとう しんぺい)の名前から取られています。人吉~吉松間は「いさぶろう」、吉松~人吉間は「しんぺい」という列車名で運行されます。 車両はキハ40・47を改造したもので、今回はキハ47 8159+キハ47 9082の2両編成でした。この他にもう1両、キハ140 2125も存在します。 吉松駅に停車中の「いさぶろう・しんぺい」号です。 真幸駅(まさきえき)で撮影しました。茶色いカラーリングが目を引きますが、側面はほぼ原形をとどめています。 矢岳駅(やたけえき)で撮影しました。歴史ある木造駅舎との組み合わせが良いです。 大畑駅(おこばえき)で撮影しました。SL全盛期を今に伝える、貴重な石造りの給水塔が見られます。 車両側面に取り付けられた行先表示板(サボ)です。九州のキハ40系は、普通列車も含めて行先表示板による表示が多いです。 キハ47 8159の車内です。木をふんだんに使った格調高い仕上がりで、旅の気分を盛り上げています。 キハ47 9082の車内です。こちらも木を使った内装ですが、暖色系でまとめられ温かみがあります。 車内の車番プレートと製造、改造銘板です。キハ47 8159には、製造銘板(新潟鉄工所)も残っています。改造はJR九州小倉工場で行われています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.07 00:20:05
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