カテゴリ:路線レポート・鉄道その他
今回は、2012年まで久留里線で活躍していたキハ38 1を掲載します。
キハ38は、国鉄時代末期の1986年に八高線用の車両として、キハ35を改造して生まれました。トイレ付きの0番台(1~4)と、トイレなしの1000番台(1001~1003)の7両が改造され、全車両が八高線で活躍しました。 1996年の八高線八王子~高麗川間電化後は全車が久留里線に転属し、老朽化したキハ35系を置き換えました。1999年には写真のカラーリングに変更され、久留里線の主力車両として日々活躍しましたが、2012年のキハE130系導入により引退が決まりました。そのうち、0番台トップナンバーを「ポッポの丘」で保存することになり、現在に至ります。 現役時代のキハ38 1です。上は木更津駅の留置線に停車中の姿(右側の車両)、下は久留里線を走るキハ38 1です。(前の車両) キハ38の保存車両はこの1両のみで、このほかにキハ38 1003が水島臨海鉄道に、残りの5両はミャンマー国鉄に譲渡されています。水島臨海の車両は国鉄標準色に変更され、ミャンマーではこの塗装のまま運用に就いているようです。 車内です。キハ38のシートは1人分が独立した形のバケットシートとなっています。現在は写真などが展示されています。 現役時代の車内です。現在は見ることができないので懐かしいです。 トイレ前の座席はクロスシートとなっており、キハ38に乗る際には必ずこの部分に座っていました。 天井に設置された扇風機と、半自動ドア用の押しボタンです。 久留里線の国鉄型車両についていたマークです。木更津・君津・袖ヶ浦の3市をイメージしたマークでした。このマークも非常に懐かしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.16 00:00:18
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